フルリモートを8年やってきついと思った瞬間5選【乗り越え方も解説】

フルリモートで8年働いてきましたが、正直に言うと「きつい」と感じた瞬間は数え切れないほどあります。というか現在進行系であります笑
それでも今なお続けているのは、あらかじめ知って備えておけば、たいていの場面は乗り越えられると分かったからです。
この記事では、これからフルリモートを始めるあなたに向けて、私が実際に「つらい」と思った瞬間を5つ、そのリアルな乗り越え方とセットで紹介します。始める前に一度読んでおけば、同じ場面が訪れても慌てずに対処できます。
脅すための記事ではなく、準備のための記事です。読み終えるころには、「自分にも続けられそうか」を落ち着いて判断できるはずです。
この記事を書いたのは
しょーご(@samurabrass)
当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。2024年からは外資のWeb系企業でディレクター業も兼務。月数万PVのブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。
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フルリモートを8年やって「きつい」と思った瞬間5選

フルリモートをしている人が周りに多いですが、多くのフルリモートワーカーの中で共通するのが以下の事項です。
- 何日も誰とも話さず、孤独を感じたとき
- 慢性的な運動不足で、心も体も重くなったとき
- 仕事とプライベートの境界が消え、頭が休まらないとき
- サボり癖と集中力の低下で、自己嫌悪に陥ったとき
- 成長も評価も実感できず、キャリアに不安を感じたとき
①何日も誰とも話さず、孤独を感じたとき
一人暮らしでフルリモートを始めると、平日3日間、声を一度も発しなかった、という日が普通に起こります。やり取りはSlackのテキストだけ。気づけば夕方、宅配便の受け取りで言った「ありがとうございます」が、その日はじめて出した声だった。
これは私が実際に経験した場面です笑 オフィスなら自然にあった雑談や昼休みの会話が、リモートには一切ありません。
乗り越え方
始める前から「意識的に人と話す予定」を週に組み込んでおくのが有効です。私は朝会を1日1回入れ、オンラインもくもく会に参加して”人の気配”を確保しました。
週1回はカフェやコワーキングで作業し、レジで少し会話するだけでも気持ちが軽くなります。仕事以外の会話の場を先に用意しておくことが、孤独対策の核心です。
②慢性的な運動不足で、心も体も重くなったとき
通勤がなくなると、1日の歩数が驚くほど減ります。新卒の通勤時代は往復と社内移動で8,000歩あったのが、フルリモート初月に測ったら1日700歩でした。
ベッドからデスクまで数メートル、それが全移動距離です。体が重くなるだけでなく、日光を浴びず体を動かさない日が続くと、気分まで沈んでいくのを実感しました。
だるさの正体が運動不足だと気づくのに、私は数ヶ月かかりました。
乗り越え方
「始業前に必ず外を15分歩く」を通勤の代わりのルールにするのがおすすめです。私は朝のコンビニ往復を”擬似通勤”にして、日光と歩数を確保しました。
デスクをスタンディング対応にする、1時間ごとに立つアラームをかける、といった仕組み化も効きます。運動を”意志”で続けるのは無理なので、始める前に生活動線へ組み込んでしまうのが正解です。
③仕事とプライベートの境界が消え、頭が休まらないとき
自宅が職場になると、オンとオフの切れ目がなくなります。私は寝室の隅にデスクを置いていた時期があり、夜ベッドに入っても視界にPCが入る。すると「あのタスク、明日でいいんだっけ」と頭が仕事モードから抜けません。
終業後もSlackの通知がスマホに届き、休日にふと開いてしまう。物理的に離れられないぶん、精神的にも仕事から離れられなくなるのがフルリモートの落とし穴です。
乗り越え方
「場所」と「時間」で強制的に線を引くのが効果的です。可能なら仕事専用の一角を作り、終業後はそこに近づかない。難しければ終業時にPCを引き出しへしまうだけでも切り替わります。
私は業務用スマホの通知を19時で自動オフにし、休日はSlackをログアウトしました。始める前に”閉店時間”を決めておくことを強くおすすめします。
④サボり癖と集中力の低下で、自己嫌悪に陥ったとき
誰も見ていない環境は、想像以上に危険です。「10分だけ」と寝転んだら1時間経っていた、気づけばスマホでニュースを30分見ていた。
監視がないぶん、集中力は簡単に崩れます。
そして厄介なのは、サボった後にやってくる自己嫌悪です。私も「今日は全然進まなかった」と落ち込み、その罪悪感でさらに手が止まる、という悪循環にハマった時期がありました。
乗り越え方
意志ではなく仕組みで律するのが鉄則です。私はポモドーロ・タイマー(25分作業+5分休憩)で1日を区切り、朝にその日やることを3つだけ紙に書き出しました。
オンラインもくもく会で”人の目”を借りるのも効きます。大事なのは、サボった日に自分を責めないこと。責めるほど生産性は落ちます。
仕組みは始める前から用意できるので、初日から導入するのがおすすめです。
⑤成長も評価も実感できず、キャリアに不安を感じたとき
リモートだと、自分の頑張りが見えづらくなります。オフィスなら上司や同僚が働く様子を自然に見てくれますが、リモートでは”成果物”しか伝わりません。
私も「ちゃんと評価されているのか」「このまま成長できるのか」と不安になった時期がありました。周りの動きが見えないぶん、自分だけ取り残されている気がしてくるのです。
これは在宅特有の、じわじわ効いてくるきつさです。
乗り越え方
自分から発信して、成果を”見える化”する姿勢が欠かせません。私は日報や週報で進捗と工夫を具体的に共有し、1on1では自分から成長したい方向を伝えました。
評価は待つものではなく取りに行くもの、と考え方を変えたのが転機です。始める前に「自分の仕事をどう見せるか」を意識しておくだけで、この不安はかなり防げます。
フルリモートのきつさを未然に防ぐ準備5つ

ここまで読んで、「フルリモート、ちょっと怖いかも…」と思ったかもしれません。でも大丈夫です。
さっき紹介したきつい瞬間、実はそのほとんどが始める前の準備でかなり防げます。
ここでは、8年やってきた私が「最初からやっておけばよかった…」と本気で後悔した準備を5つ紹介します。
- 作業環境と機材は最初にケチらず整える
- 1日のスケジュールを”テンプレ化”しておく
- オンラインの”仲間・コミュニティ”に先に入っておく
- タスク管理ツールを1つ決めてから始める
- 人と会う予定を”先に”カレンダーに入れておく
①作業環境と機材は最初にケチらず整える
まず大前提として、家の作業環境はケチらないでください。
私は最初、ダイニングの椅子で仕事してたんですが、1ヶ月で腰が終わりました。
在宅は1日8時間、その椅子に座り続けます。オフィスと違って、環境の悪さがそのまま毎日の疲労とストレスになるんですね。
最低限そろえたいのは、そこそこ良い椅子・外付けモニター・安定したネット回線の3つ。
特に椅子はマジで投資する価値があります。ここを整えるだけで、「なんか家だと集中できない」の大半は消えますよ。
ガチで投資する人は、よくアーロンチェアを買ってますね。
他にも、例えばWeb制作はAI前提になってきているので、AIツールの整備も大切です。
ChatGPTかClaude、少なくとも一つは有料プランに入っておくのがいいでしょう。
②1日のスケジュールを”テンプレ化”しておく
フルリモートで一番怖いのは、1日の「型」がないことです。
オフィスなら通勤も始業も昼休みも勝手に決まりますが、在宅は全部自分で決めないといけません。放っておくと、起きる時間も寝る時間もどんどん崩れていきます。
なので始める前に、「起床→始業→休憩→終業」の時間をざっくり決めてしまいましょう。

私は「9時始業・12時に必ず外でランチ・18時にPCを閉じる」と決めています。
完璧に守れなくてOKです。“戻る場所”としての型があるだけで、生活は驚くほど崩れなくなります。
Toggl Trackなどで時間計測をしてデータベース化しておくと、AIに分析もしてもらえますし、おすすめです。無限にサボるくせのある人は絶対使うべき!
③オンラインの”仲間・コミュニティ”に先に入っておく
孤独対策って、きつくなってからだと動く気力すら湧かないんですよね。だからこそ、始める前にオンラインの繋がりを作っておくのがおすすめです。
X(旧Twitter)で同業者をフォローする、もくもく会に参加する、おすすめのプログラミングスクールやオンラインサロンに入っておく、なんでもOKです。
ポイントは、「気軽に相談できる相手」を先に確保しておくこと。
私も駆け出しの頃は、同じフリーランス仲間に何度も助けられました。孤独だけじゃなく、キャリアの不安もかなり軽くなりますよ。
④タスク管理ツールを1つ決めてから始める
「今日、何やるんだっけ」が毎朝ふわっとしていると、サボりも自己嫌悪も一気に加速します。
なので、タスク管理ツールを1つだけ決めてから始めましょう。
高機能なものは要りません。私は最初、紙のノートに今日やること3つを書くだけでした。
今は「②1日のスケジュールを”テンプレ化”しておく」でも書いたように、「Googleカレンダー+Toggl Track」を使っていますが、正直なんでもOKです。
大事なのは、”始める前に1つに絞る”こと。あれこれツールを試すと、それ自体がサボりになります(経験談)。
元々はタイムクラウド(TimeCrowd)をおすすめしていましたが、個人じゃなく法人向けになったため、この構成です。
⑤人と会う予定を”先に”カレンダーに入れておく
これ地味ですが、めちゃくちゃ効きます。
在宅を続けると、意識しないと本当に一歩も外に出ない日が増えていきます。なので、未来の予定に強制的に「外出」を埋め込んでおきましょう。
週1のジム、月2の勉強会、友人とのランチ、なんでもいいので、先にカレンダーに入れてしまう。
「その日になったら考える」だと、まず出なくなります。
私は今も、週に最低1回はカフェやコワーキングで作業する予定を先に入れています。これだけで、運動不足も孤独もまとめて防げるのでおすすめです。
今は毎日ジムに通っており、健康面もだいぶ良くなりました。
フルリモートに向いている人・向いていない人

ここまで準備の話をしてきましたが、正直に言うとフルリモートには向き・不向きがあります。とはいえ「向いてない=無理」ではありません。向いてない人でも、対策すればちゃんと続けられます。
まずは自分がどっちタイプか、サクッとチェックしてみてください。
フルリモートに向いている人の特徴
以下に当てはまる人は、フルリモートで快適に働ける可能性が高いです。
- 一人の時間が好き/苦にならない
- ある程度は自分で自分を律せる
- テキストでのやり取りが苦じゃない
- プロセスより「成果」で評価してほしい
- 通勤や職場の人間関係から解放されたい
特に大きいのが、一人でも平気なメンタルとテキストコミュニケーション力の2つ。
リモートの連絡はSlackやチャットが中心なので、「文章で伝えるの、まあ得意かも」という人はかなり有利です。
私はゴリゴリの内向型で、一人作業がまったく苦じゃないタイプなので、正直めちゃくちゃ合っていました。
ちなみに私が駆け出し期に書いた記事「質問力がないフリーランスには仕事がこない話」は結構いい記事だと思います。
フルリモートに質問力は必須中の必須で、これがないと契約切られます。
フルリモートに向いていない人の特徴と、それでも続ける対策
逆に、以下に当てはまる人は、最初ちょっとしんどいかもしれません。
でも安心してください。全部、対策できます。
①人と話さないと元気が出ない(外向型)
→ 完全在宅にこだわらず、週1〜2は出社するハイブリッドやコワーキング作業を混ぜましょう。もくもく会で”人の気配”を足すだけでも全然違います。
②強制されないと動けない
→ 意志で戦うのは無理ゲーです。時間・場所・タイマーで強制的に仕組み化しましょう。それでも厳しければ、常駐や出社型の働き方を選ぶのも立派な選択です。
③雑談ベースで仕事を進めたい
→ リモートは「察してくれ」が通じません。定例MTGや1on1をこまめに入れて、相談の場を自分から作りにいきましょう。
④オンとオフを分けるのが苦手
→ これはもう部屋やスペースを物理的に分けるのが最強です。難しければ、終業時にPCをしまうだけでも切り替わります。
最近はGMOでも在宅勤務が無くなったりしていますが、大企業だと「②強制されないと動けない」のような「指示待ち人間」も多いと思うので、そういう人はフルリモートに向かないし、フリーランスやめたほうがいいとは思いますね。
ただし、大事なのは、「向いてないから諦める」じゃなくて「向いてない部分を対策で埋める」という発想です。
私の周りにも、最初は「絶対リモート無理」って言ってたのに、環境を整えて今は快適に続けている人がたくさんいますよ。
よく相談出来ずに病む人がいますが、ラフに「1on1」で相談するのが大事だと思います。
特に未経験だと相談に臆する人が多いので、病むぐらいなら1on1したほうがいいと思います。
それでも8年続けている理由|きつさを上回るメリット

ここまで、きつい瞬間と対策の話をしてきました。「フルリモートはやめたほうがいいのかも…」と感じたかもしれません。
でも、それでも私が8年フルリモートを続けているのは、シンプルにきつさを上回るメリットがあるからです。
正直、もう普通の出社生活には戻れません。その理由を2つ、お話します。
通勤ゼロで、人生の可処分時間が爆増した
まず一番デカいのが、通勤時間がまるっとゼロになること。
往復1時間半かけて通勤していた人なら、それが毎日そのまま自分の時間になります。
1日1.5時間 × 月20日 = 月30時間。
満員電車のストレスもゼロ。朝ギリギリまで寝られるし、浮いた時間を勉強・運動・趣味・副業に回せます。
私はこの浮いた時間でブログとYouTubeを育ててきました。通勤していたら、たぶん今のしょーごログは存在してません。
「時間がない」が口ぐせだった人ほど、この変化は人生変わるレベルで効いてきますよ。
住む場所も働き方も、自分で選べる
もう一つが、場所に縛られなくなること。
出社が前提だと、会社の近くに住むしかありません。家賃も、住む街も、会社基準です。
でもフルリモートなら、好きな場所に住んで、好きな環境で働けます。
私は今、家賃も物価も落ち着いた仙台に住んでいます。都心のオフィスに通っていたら、まず選べなかった暮らしです。
しかもネットさえあれば、旅先のホテルからでも仕事ができます。私は実際、全国のホテルを転々としながら働いていた時期もありました。
「どこで、どう生きるか」を自分で決められる。 これはお金以上に価値のある自由だと、8年やって心から思います。
フルリモートってフリーランスの働き方と思われてるフシがありますが、常駐フリーランスもたくさんいるので、実はフリーランスの特権ではありません。
フルリモートを成功させるために、活用したいサービス

フルリモートで長く働き続けるために絶対に外せないのが、「場所に縛られず稼げるスキル」と「案件を取り続ける力」です。
スキル無しフリーランスが厳しいのは分かりやすいと思いますが、意外に「案件を取り続ける力」も大切です。
ここは独学でも到達できますが、「最短で行きたい」「営業がとにかく不安」という人向けに、私がいつも紹介しているサービスを3つ挙げておきます。
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- WEBMARKS:SEO・広告運用・生成AIを学び、Webマーケターを目指せるオンラインスクール
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コードスルー|案件獲得・営業を1on1で伴走してくれる

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WSSクラスのレビュー記事も参考にしてください。
まとめ:きつい瞬間はあるけど、備えれば長く続けられる

フルリモートには、確かにきつい瞬間があります。孤独、運動不足、オンオフの崩れ、サボり、そして評価への不安。。。
でも、この記事で紹介したとおり、その多くは始める前のちょっとした準備で防げます。 きつさを知ったうえで備えられるあなたは、もう半分クリアしたようなものです。
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そして、フルリモートで長く食べていくために一番大事なのが、”どこでも通用するスキル“です。
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