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web制作フリーランスとして初案件を受注するまでにやったこと【今ならこうするも解説】

web制作フリーランスとして初案件を獲得するまでにやったこと【今ならこうするも解説】
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Web制作学習を終えたとして、その後にフリーランスとして初案件を取れる人は実は多くありません。学習を終えたにも関わらず、多くの方が初案件を獲得できずに心が折れて辞めてしまいます。

この記事をご覧の方で「まだ案件を取っていない方」が入れば、今回の内容は非常に重要な内容になりますので、ぜひ最後まで見ていただきたく思います。

Web制作フリーランスを目指すうえで初案件は大きな壁となりますが、

  • 初案件までが一番きつい
  • その途中で挫折し消えていく人が大多数

この現実があります。この後お話ししますが、私も挫折し消えかけました。Web制作フリーランスとして活動し続けることは想像以上に困難を極めます。よってこの記事では私の

  • 初案件獲得までの勉強、営業、案件の内容(前半)
  • それを踏まえて今初学者ならどう動くか(後半)

の順にお話します。この記事を見ていただくことで、「初案件獲得までの行動のロードマップ」ができますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いて5年近く経ったので、今風にリライトした記事「Web制作の初案件の具体的な受注方法を全部まとめました」という記事も是非御覧ください。

しょーご

この記事を書いたのは
しょーご@samurabrass

当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。同時にブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。

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コーディングに自身をつけるにはプロからのレビューを貰うのが必須なため、制作会社も利用するレビューツールで添削をしています。

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Web制作学習ロードマップにも取り入れているため、学習終了まで迷わず進むことが可能です。コーディングを本気で仕事したい方はぜひご活用ください!

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Web制作の初案件獲得は動画でも解説しています

動画でもめちゃくちゃ熱量高くハキハキしているので、動画もぜひ見ていただきたいです笑 撮影が2020年2月とかなので、Web制作フリーランス2年ぐらいの時の動画です。

Web制作フリーランス初案件までの道のり

ここからはWeb制作フリーランスとして初案件を獲得するまでの経緯を解説していきます。

  • web制作学習1ヶ月目:独学時代
  • web制作学習2ヶ月目:銀行に入行
  • web制作学習3ヶ月目:銀行を辞めprogate漬け
  • web制作学習4ヶ月目:iSara事前学習
  • web制作学習5ヶ月目:iSara現地講座
  • web制作学習6ヶ月目:案件獲得

web制作学習1ヶ月目

ProgateのHTML,CSS上級編までこなすも…

まず1ヶ月目の2018/3月ですね。

2018年3月の大学卒業直前にマナブさん(有名なブロガーYouTuber、エンジニア)のツイートでこのようなツイートが流れてきました。

web制作のきっかけ
当時の僕は大学四年で大学卒業間近で卒業旅行から帰ってきたばかりの時。

その時カンボジアのパブストリートというところでのんびりお酒を飲みながら、

しょーご
しょーご
ふとした時にこういうところに気軽に来れるような働き方がしたいなぁ

と思いつつ、内定先の銀行に入る直前でした。

カンボジアのパブストリート

そしてその日のうちにprogateで学習を始めました。

初めてのprogate
一応ProgateのHTML,CSSの上級まではクリアしましたが、全然理解できないし、普通に一周するのに6時間とかかけたと思います。

レスポンシブが本当にわけがわからなかったw

rubyは意味なかった
あとはrubyとかもやってましたが、仕事に使っていないので完全に無駄でした。

追記:2020年8月からRails環境にぶち込まれることになったのですが、しかし2年半越しで何にも覚えてませんでした笑

使わないものは忘れる

web制作学習2ヶ月目 銀行に入行

平日はグッタリ 休日のみprogate

そうして4月は銀行に入行しました。

この時期は平日は完全に死んでいたので、休日だけ6時間ぐらいprogateをひたすらやってました。

このときHTMLコースを二周したと思いますが、二周目でも全然理解できなくて絶望していた記憶があります。

それと、iSaraというプログラミングスクールに参加する気満々だったのがわかります。

isara
iSaraの2期生のTwitterを毎日監視していたのを覚えています。

本当かつての銀行の同僚がもし仮にこれ見てたら申し訳ないですが、

しょっちゅう会社のトイレにこもったりランチ中だったり、希望の光のようにiSaraのページを毎回見て次回開催日が載っていないか確認したり、

講師や卒業生のtwitter見て、なんとか生き抜いていました。


今ではこんなこと言わないですが、当時は本当、「自分に会社員は無理だ!」って感じでフリーランスになることしか考えていませんでした。

しょーご
しょーご
正直な話をすると、今でも会社員は自分には無理だと思います

web制作学習3ヶ月目 銀行を辞めprogate漬け

jQueryとBootstrapと出会う

この頃は会社も辞めて、iSaraの応募が始まるまでひたすらprogateをしていました。

progate jQuery
bootstrapr神

jQueryやBootstrapを勉強していたことがわかります。

ただ、身についているかと言われれば全く身についてなかったと思います。

当時は暗記しなきゃと考えていましたが、progate終わったら何も覚えていないし、暗記できずモヤモヤしていました。

とにかく当時は暗記しようとしていました。

(実は暴露するといまだにドットインストールのBootstrapコースもprogateのjQueryコースも完走していません。)

そうしてiSaraの事前学習がスタートしました。

web制作学習4ヶ月目 iSara事前学習

やる気が出ずほとんど勉強しなかった

isaraというプログラミングスクールは、プログラミングスキルを学ぶ事前学習期間が1ヶ月、営業やフリーランスとしてのマインド面を学ぶ現地講座が1ヶ月、卒業後のサポートが1ヶ月の合計3ヶ月で構成されているんですが、

私は事前学習期間中はほとんど勉強しませんでした。

6月は学習時間30時間ぐらいだったと思います。

「なんで」と思われるかもしれませんが、なんとなくやる気が起きなかったんですよね。

あまりにもやる気が起きなくて、バンコクに渡航する前の羽田空港で、運営者に

しょーご
しょーご
辞退しようと思います

とスカイプしてたのをまだ覚えています。

以下を見ていただけると、レベル感がつかめるかと思います。

これがお手本のデザイン
これがわいのコーディング

ピクセルパーフェクト、何それ美味しいの?というか、根本的に違いますよね、これw

しかも普通に5日ぐらいかけた記憶があります。こんなレベルで6月は終わりました。

web制作学習5ヶ月目 iSara現地講座

模写しまくった月

ここが飛躍の月でした。iSaraの現地講座だったので、バンコクに飛んだんですが、毎日12時間近く土日も含めてコーディングし続けて、iSaraのホームページをコーディングできるまでになりました。

具体的には模写コーディングを3つほど行った感じです。

スキル的には、「レスポンシブでスマホ、タブレット対応のコーディングができてjQueryやBootstrapも最低限使える」といった感じです。

ただこの時WordPressは全く勉強してませんでした。

それと、iSaraではフリーランスとしてのマインドや営業術など、むしろスキルより大事なことを学びました。

また、以下の書籍も学習しました。

こちらはもう発行年度が少し古いですが、クラスの命名方法が当時は非常に参考になりましたので、その意味では現在でも価値があると思います。

JSライブラリの使用法なども勉強できますが、自分はそのパートまでは行いませんでした(iSaraの模写課題に集中していたため)

ちなみに現在駆け出し期に取り組む本を一冊あげるとすれば、「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版]」で、デザインもおしゃれで学ぶ内容も新しく実践的でおすすめです!!

web制作学習6ヶ月目 案件獲得

ポートフォリオサイト→案件獲得

僕はビビリだったので、まずはポートフォリオサイトを作成しました。これは毎日10時間ぐらい作業し、一週間ぐらいかけて作ったと思います。

ここで色々大切なものを学びました。具体的には、

などですね。これは非常に大きかったと思います。そして、ついに案件を受注しました。

僕はもともと音楽をしていたので仲の良い楽器店があるのですが、そこのホームページの回収を行いました。

ちょうど楽器の点検が必要な時期だったので、楽器を見てもらうついでに近況を話したのと、事前にホームページのデザインが古いのは調査済みだったので、さりげに改修を持ちかけた記憶があります。

とにかく価格より実績を積もうと考えていたので、格安の8000円で受けたと思います。HTMLはそのままに主にcssを変更したのみでした。

初案件までに今ならどう動く?

これを踏まえて、今初学者ならWeb制作初案件までに何をするべきかを解説します。

Web制作フリーランスになるかは関係無く、もしこれから学習を開始するかた、これから初案件を取られる方には参考になるはずです。

詳細はWeb制作ロードマップ記事にまとめているので、ここでは大まかに説明します。

  1. まずはprorate
  2. デイトラでWordPressまで一気にこなせるようにする
  3. クラウドソーシング
  4. メンターサービス

①まずはprorate

これはやはり外せないですが、ポイントが2点あります。

  1. 3周以上はやらない
  2. 暗記しようとしない(どんどん先に進む)

僕の反省点としては、何ヶ月もprogateをしていたということがあります。これは完全に無駄ですね。実際にvscodeとかCursorなどのエディタを準備して、実際の環境で早く開発を始めるべきだと思います。

あと、この時点でrubyとかphpとか不要だと思います。まず挫折するので、web制作で稼ぐのであれば、web制作ですぐ活きるものを勉強する方がいいです。

結局progateをやり続けるのってコンフォートゾーンから抜けきれていないので、web制作であれば、html,cssコースだけでまずはいいですね。目安1週間とかですね。

ここはグダグダしやすいので、とにかく時間をかけない方がいいと思います。

Progateの正しい進め方はこちら

②デイトラでWordPressまで一気にこなせるようにする

デイトラ」というオンラインスクールがあるのですが、これは「web制作で仕事をとることに特化した教材」なので、私ならあとはこちらに沿って学習していきます。

私なら初案件を取る前に、WordPressの開発スキルまで一気に習得すると思います。

ここで人によっては

まさひろくん

WordPressスキルまで必要なの?

と思われるかもですが、WordPressまで学習すると取れる案件の数も質も圧倒的に上がるので、この段階でWordPressまで学習しておくといいかと思います。

詳しくはデイトラWeb制作コースレビュー記事を参考にしてみてください。

③クラウドソーシング

まず最初はクラウドソーシングで間違いないかなと思います。私の場合は「以前からの知り合い経由」で受注しましたが、正直これは博打です。営業活動をするとよく、

「需要のないところに営業してしまい、受注できない」

ということがままありますが、クラウドソーシングの場合は「あるコツ」を掴んで提案すれば、受注できる確率はそこまで低くないからです。

昨今は「安すぎてオワコン」だとか「高倍率でオワコン」などと言われますが、適切な戦い方をすればその限りではありません。

このあたりは以前記事にしておりますので、そちらをご覧ください。

私なら間違いなく、まずはクラウドソーシングで発案件を取ると思います。そうしていくつか実績をためた後に、制作会社に営業をかけたりしていくかと思います。

④メンターサービス

今回の記事で一番伝えたい部分です。案件獲得活動と同時に、案件獲得をサポートしてくれるような「メンターサービス」を私なら絶対に活用するかと思います。

私が学習を始めた時と比べて昨今では様々なプログラミング学習教材が出てきたおかげで、スキルは学びやすくなりました。しかし実際稼いでいる人が多くなったかと言われれば、そこまで多くなったわけではありません。

それはなぜか。「途中で脱落していく人がたくさんいるから」なんですね。

よくX上で

twitterタイムラインのエンジニア
twitterタイムラインのエンジニア
「あんなにたくさんいた駆け出しエンジニアはどこに行ったの?」

とかネタで言われてましたが、実際たくさんの人が消えてますし、僕もiSaraを受講しておきながら消えかけて、引き止められて、今なんとか生きながらえているところがあります。

なので、素直に「伴走してくれる人やサービス」をお金をかけて活用した方がいいと思います。

しょーご

具体的におすすめのサービスはこの後に紹介します。

独学の限界

特に、フリーランスだとスキルより、営業力やマインド面の方がずっと大事ですが、そういったことはWeb制作の独学では限界があるので、誰かに教わるのがいいでしょう。

そういったスクールやサービスやメンターはネット上ですぐ見つかるはずです。

どうしても金銭的にきつかったら、もくもく会を主催するぐらいやってもいいと思います。

人間一人だと怠けがちですし、僕がiSaraで爆速成長できたのもともに頑張る仲間がいたからなので、めちゃおすすめですね。

初案件獲得までがマジで一番きついので、あまり孤独に戦おうとしないことです。

Web制作フリーランスになるなら、伴走者を見つけて

というわけで、私がWeb制作フリーランスとしての初案件までに行ったこと、今初学者ならどう動くかを解説してきました。

これは何回もお伝えしたいんですが、初案件を獲得し、こなすまでが一番きついです。自分のフリーランス史を振り返ってみても、初案件までの道のりは挫折の嵐でした。

仲間や伴走者がいなければ間違いなくすでに消えていたと思います。

今回の記事で、手段はなんでもいいので初案件獲得まで走り抜けられる人が一人でも増えればいいなと思います。

初案件まで、頑張って!

案件獲得を徹底サポート!

「Web制作学習は終わったけど、その後の営業が上手くいかない。。。」

こんな方にいつもおすすめしているサービスが3つあるので、ご紹介。

✅️コードスルー:Web制作営業と案件を1on1で強力サポートしてくれるサービス。受講生の多くが月30万を超えることに成功し、しょーごログ経由で登録した人も月40万を達成している実績あり
→コードスルー公式LINEはこちら

✅️WEBMARKS:SEOスキルを案件獲得レベルまで高められるスクール。Web制作スキルを持っている場合、いきなり時給3000円のSEO案件を獲得するケースが多い
→WEBMARKS公式LINEはこちら

✅️WSSクラス:Web制作のエンド営業を徹底して学べるスクール。毎週のLIVE配信やチーム企画などに参加することで強制アウトプットの機会も作れる
→WSSクラス公式LINEはこちら

ただし、いずれのサービスも常時募集しているわけではありません。掲載のサービスは全て公式LINEから申し込みが可能なため、まずはLINEに登録する所から始めてみてください。

Web制作フリーランスでよくある質問

Web制作のフリーランスの年収はいくらですか?

年収に関しては専業の場合400万〜700万の人が周りには多い印象です。月収ベースで言うと50万ぐらいが一番多いでしょうか。私自身の初年度の年収もYouTubeで公開しているので見てみてください。

フリーランスのWebデザイナーは儲かりますか?

フリーランスのWebデザイナーとして儲かる基準を月50万だとすると、セルフブランディングが大事になるかと思います。

私だったら普段の学びや実績を積極的にSNSにアップして、自分のブランドを高めていって、自然とインバウンド受注できる体制にして、単価を上げることで月50万にしていきます。月50万というのは結構ハードルが高いので、工夫が必要です。

本記事で紹介した「案件獲得をサポート」してくれるサービスも活用し近道しつつ、私なら取り組みます。

Webデザイナーは一生続けられる仕事ですか?

AIの対応やノーコードツールの存在がありますが、まだ数年はWebデザインは稼げる職業と言えます。バナー職人や画像職人は数年も持たない可能性がありますが、上位のUXまで関われるデザイナーになることで、需要は途絶えないと考えています。

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