WebデザインやWebサイトの表示レビューって、皆さんどうやってされていますか?
スクショで赤入れして、Googleスライドで共有してるかな〜、あとはテキストで都度指示してます。
それ、もっと便利にできますし、多分レビューされた側は苦労しますよ・・・
今回紹介する「AUN」を使うことによって、「視覚的に分かりやすく修正点を伝えること」ができるので、
WebデザインやWeb制作でレビューする立場にある人にはかなり重宝します。
私自身は「AUN」をもう5年ほど愛用しており、Webディレクションの際はもちろん、自分が出しているコーディング練習課題でも1000人以上のレビューに使用してきました。
今回の記事を読むことで、WebデザインやWeb制作のレビューが劇的に楽になるので、是非使用例を見つつ、取り入れてみてください!
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この記事を書いたのは
しょーご(@samurabrass)
当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。同時にブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。
AUNとは?
「AUN」はオンラインでの修正指示をスムーズにするツールです。
phonogramという広島のWebマーケティング企業が運営しているサービスになります。
従来の修正依頼の問題点
従来では修正依頼をビジュアルで伝えるのは難しく、スクショ画像加工を行ったり、PDFでまとめたりなどかなり煩雑なことを行う必要があり、よく意思疎通の齟齬が起こっていました。
未だに多くのプロジェクトではエクセルやPDFで修正のやり取りがあったりしますが、WebデザインやWeb制作などの「見た目」が重要なプロジェクトにおいては、正直良い選択肢とは思えません。
しかし「AUN」の登場で世界は変わりました。
私の場合は、制作会社がPDFとかで指示出してたので、「AUN」導入をフリーランスながら進めて、業務改革してました。
AUNの特徴・機能
デザイン・表示の取り込み
「AUN」では様々な形式でデザイン・表示を取り込むことができます。
まず公開されているサイトの場合は、URLを入れればOKです。
取り込む幅については、以下のサイズより選べます。
また、この状態で正常に取り込めない場合は、「AUN拡張機能」を使うことでも取り込むことができます。
また、公開されていない制作物に関しては、スクショやPDFを添付することができます。
よって、レビューできない制作物はほとんど存在しないです。
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コメントでの指示とやり取り
Figmaをイメージしてもらえば分かりやすいですが、「AUN」ではコメントでのコミュニケーションが可能です。
イメージとしては、
- ディレクターが修正位置にコメントを残す
- 作業者がそれに対し修正完了報告や質問を行う
といった使い方が可能です。
AUNのメリット
拡張機能でのデザイン・表示の取り込みがとにかく簡単
2023年7月、革新的なリリースが来ました。それが、見たまま取り込める「AUN拡張機能」です。
これを使うことで、PCに表示されているものをそのまま直接取り込めるようになったので、「わざわざURLを入力しなくても表示が取り込める」ようになりました。
これがめちゃくちゃ楽なんです!!
レビューしたいページを表示した状態で、「AUN拡張機能」をインストール後に拡張機能アイコンをクリック。
すると、「ページ全体」もしくは「ページ可視部分」を取り込むことができます。
ページ全体:ページ全体を取り込みたい時
ページ可視部分:自分のPCに表示されている部分だけ取り込む。特定部分だけレビューしたい時
多くの場合はページ全体ではなく一部分だけをレビューしたいと思うので、そのときはページ可視部分を選べばいいですね!
拡張機能なら認証がかかっていても問題ないので、助かりますね!
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AUNのデメリット
無料だと保存期間が存在する
「AUN」は無料でも使用することができますが、その場合は7日間しかデータが保存されません。
7日以内に全部の修正を完了させないとデータが削除されてしまうわけなので、実務で使う際にはちょっと怖いですね。
稀に正しくキャプチャできないことがある
ほとんどのサイトでは問題ないですが、稀に正しくキャプチャできない場合もあります。
ただ正しく読み込めなくてもスクショを載せることができるので、大きな問題はないかと思います。
AUNはどんな人におすすめ?
「AUN」は以下のような人におすすめです。
- Webディレクター
- 外注、発注を多様する人
- Webデザイナー
- Webコーダー
- 納期に余裕がない人
特にディレクションを行う機会のある人は必須級と言っても過言では無いと思います。
コミュニケーションの齟齬が起こせるほどプロジェクトの納期に余裕があることは少ないでしょう。
スムーズな修正指示は、プロジェクトの工数削減に大きく貢献します。
AUNがおすすめじゃない人
以下のような人はわざわざ「AUN」を使わなくてもいいかもしれません。
Figmaデザインをレビューする場合
Figmaはそもそもデザイン上でコメントを残せるので、 WebデザインにFigmaを用いていてそのままデザインのみをレビューするなら、Figmaでいいです。
ただ、そのFigmaデザインは結局Webサイトとして実装されることも多いわけなので、そのときは「AUN」の出番となります。
AUNの料金
「AUN」は無料で始めることも可能ですが、仕事で本格的に活用する場合は、保存期間1年の「プレミアム1」を検討することになると思います。
料金は月額3.300円になります。
動きが複雑なページのキャプチャ能力的にも、プレミアム1一択ですね。
制作会社に所属していないフリーランスの場合でも、業務上必要であると申告すればツール代を負担してくれる可能性はあります
私は本業でバリバリ使ってるので必要経費として喜んで払っています。
AUNを使っての感想
これが無いと仕事にならない
日々レビューをする機会も多いですが、レビューを受ける際も相手に、
AUNを使うとめちゃくちゃ便利になりますよ!!
と布教することも多いです。そして「AUN」で分かりやすくレビューをすることによって、
分かりやすいレビューをありがとうございます!
と言ってもらえたり、
こんな画期的なツールがあったんですね!こちら使わせてもらいます!
と言って頂けることも多いので、仕事を円滑に行うに当たって特に高いと思ったことは無いです。
むしろ、こういった便利なツールを積極的に使ってくれる人と個人的には仕事をしたいと思っていますし、クライアント満足度も上がるので、
こういった細かい所から業務改善できるといいですね。
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AUNの評判・口コミ
デザインのフィードバックで重宝している
外注先、お客さんとのイメージ共有に便利!!
ディレクションでの認識の齟齬を防げる!
ディレクションする機会があるなら、「AUN」は絶対に使うべきですね!!
まずは無料トライアルしてみよう!
「AUN」は15日間の無料トライアルが可能なので、まずは申し込んで使ってみましょう!
使ってみて微妙だったら、解約すればお金はかかりません。
その後、会員登録と支払い情報を登録すれば、トライアルを始めることができます。
私は「AUN」を使って4年以上経ちますが、もうこれなしではやっていけません。
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