中国留学前の事前学習の具体的プラン・教材【一年留学者からの具体的な話】

中国留学 学習

こんにちは、大学四年時に中国語学留学(交換留学)に一年行ったしょーご(@samuraibrass)です。

これを見てくださっているあなたは中国留学に行こうとしていて、中国語の事前学習をどうすれば良いのか、そもそもするべきなのか気になっている方だと思います。

結論はするべきなので、その具体的方法を述べていこうと思います。

中国語学留学向けの記事となります。

ちなみに僕はHSK2級レベルで渡航し、留学8ヶ月目でHSK6級に合格しました。

結構消耗したので、より再現性の高い内容を意識しています。

中国留学を生かしたいなら事前学習を絶対するべき

事前学習は言わずもがな重要です。

しないことによるデメリットを書き出してみます。

  • 話せないことにより、引きこもりがちになる
  • 基礎力がないので、相手の会話から新しい表現を学ぶことができない
  • そもそも話せない人と話そうとする人がいない(あなたは日本語が話せる外国人と話せない外国人、どちらと話しますか?)
  • 留学期間を語学学習ばかりに費やす機会損失

1つ1つの詳細な解説は以下の記事で述べています。

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なお、私は中国語初心者レベルでの渡航になったため、難易度ベリーハードになりました。

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それでは早速具体的な手法や教材を紹介していきます。

中国語未経験、または初心者レベル(大学の第二外国語一、二年履修レベル)を想定して書いていきます。

事前学習期間は最低半年、できれば一年

期間としては半年から一年を想定してください。

初心者の方は一年

私はここに該当しました。

大学で中国語を履修したことはなく(フランス語でした)、自分で独学しました。

結果的に独学4ヶ月目でHSK2級に合格し半年目に渡航しましたが、このレベルでは渡航後死ぬほど苦労し恥をかいたので、しっかり一年を使って準備されるのが良いかと思います。

後半に具体的な教材を紹介しますが、

多忙なあかさん
多忙なあかさん
一年も時間ない!3ヶ月でおなしゃす!

という切羽詰まった方のためにも、期間別にそれぞれ最適なプランをご用意しております。

なおこちらのくくりの方は中国語初心者とくくらせていただきます。

大学で2年ほど履修済、HSK5級や中検3級など取得済の方は半年

このかたは中国語の基礎の基礎はできている状態だと思うので、半年あれば十分だと思います。

こちらの方は中国語経験者とくくらせていただきます。

中国語初心者の学習プラン

徹底的に基礎を磨くことが最重要になります。

一冊目 HSK公認テキスト2級

どんなに時間がないとしても、まずこの教材の内容は理解できるようにした方がいいです。

基礎の基礎を抜けなく学べる

超基本単語や文法はこちらの教材で理解できます。

HSKに興味のない方でも、体系だって理解できるのでおすすめです。

さらに、搭載されている例文は質が高いものも多く、必須の文法知識を含んでいます。

例文を音読学習することで会話能力もあげることができます。

音読の効果はめちゃくちゃ高いです。本でも会話能力を十分高めることができます。

流れとしては

  1. まず2週する、1週目は5割理解できればよし
  2. リスニング音源も活用する
  3. 内容が7割理解できたら、音源を参考に例文の音読を行う

これで大丈夫だと思います。

期間としては1~2ヶ月ほどだと思います。

これ以降もそうですが、教材のリスニング音源は絶対に使うようにしてください。

リスニング音源も非常に質が高く、また音読も組み合わせることで本だけで

  • 読解能力
  • リスニング能力
  • スピーキング能力

の3つを鍛えることができて、非常に効果的です。

使うほど記憶の定着率も上がります。逆に使わないとすぐ忘れるので意味ないです。

二冊目 HSK公認テキスト3級

期間が3ヶ月程度しかない方でも、できればここまで学習できれば渡航後もある程度有意義に過ごせる最低ラインです。

中国留学の平均的なスタートライン

3級は中国語の基礎が理解できたと言えるレベルです。

多くの短期留学生はこのぐらいのレベルで渡航する人が多いと思います。

理解するべき文法知識が多くなりますが、本当に必須の知識ばかりなので内容をしっかり理解してください。

会話でも普通に使う文法、表現ばかりです。

  1. テキストを3週ほどして、内容を7割ほど理解できるようにする(詰まっても先に進むようにする)
  2. リスニング音源を聞きつつ、例文の音読を行なう

基本はこれだけです。

内容が少し難しくなってきますが、ここを理解すればとても簡単な会話ならできるようになります。

また、中国語の読解能力の基礎も付いてきているので、中国語の表示なんかも読めるようになってきます。

渡航前に身につけておきたい能力ですね。

なお、書く能力に関しては4級から必要になってきますが、まずはここまで誰でもやってから渡航していただきたいです。

3ヶ月程度しか時間が取れない方は、ここまでやっておくと良いかと思います。

三冊目 HSK公認テキスト4級

半年以上事前学習の時間が取れる場合、4級の内容まで学習できれば理想です。

中国語がわかってきたと実感するのが4級

4級になると、単語量や必須の文法知識の主要部分を習得してきた段階ですので、表現の幅が広がります。

また、中国語作文が4級から入ってくるので、書く力が4級から必要になりますがその対策もバッチリ。

必要な単語量が倍増するのでなかなか大変ですが、目で見るだけでなくなんども音読して文章の中で覚えていくようにしましょう。

僕は中国渡航後に学習開始しましたが、この頃中国人と簡単な会話をできたときはかなり感動しました。

中国語経験者の学習プラン

HSK5級以後の単語は読んで理解できれば大丈夫

HSK5級から必要な単語量が膨大になります。

6級は5000語以上にも登ります。

これら全てを勉強するのは得策でなく、また会話表現では使わない単語も多々あるので、戦略としては

見てわかるレベル

で良いのかなと思います。

私自身、単語帳やアプリを購入し単語を1つ1つ覚えていこうとしましたが、膨大な時間がかかる割に実用性が低く、断念しました笑(それでもHSK6級には余裕で合格できました

中級者以上は、文章の中で表現や単語を学んでいくのが得策になります。

HSK5級は長文が多いです。

HSKを受験する予定のない方でも、中国語の読解能力をあげるには絶好の教材になりますし、リスニング音源を活用すればさらにワンランク上の基礎力をつけることができます。

文章単位で単語や表現方法を身につけていきましょう。

5級からは文法や単語を1つ1つ学んでいくというより、文章の中で覚えていく形となりますが、基礎力がある人にはこちらの方が効率が良いのであまり気にしなくても大丈夫です。

初心者以上は会話能力を鍛えるべき

こちらの教材は、一般的な中国語を日本語に翻訳だけでなく、日本語を中国語に翻訳する能力も鍛えることができます。

会話能力が低い人は中国語を日本語にすることはできても日本語を中国語にすることは苦手とします。

実は会話は日本語を中国語にするプロセスと似ているので、この訓練が非常に会話能力育成に効きます。

HSK3,4級を学習した中国語初心者の方を含め、中国に渡航する全ての人にお勧めできる教材です。

これらをこなすことで…

  • 中国語基礎力がある
  • 会話がある程度流暢にできる

この条件が揃うと、相手との会話中から相手の表現を盗めるようになるので、成長速度が指数関数的に増加するようになります。

中国人と会話していて、ネイティブの中国語の使い方がわかるようになるので渡航前までここまで持っていきましょう。