こんにちは、大学二留の結果、複数の大企業から内定をいただけた、しょーごと申します。
一部を除いた多くの大学3年生、特に地方の大学生は3月から就職活動を始めているのではないでしょうか。
就職活動を突然始めて、多くの学生はガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)をどう書くか、頭を悩ませているかもしれません。
その気持ち、よくわかります。
そんな人に私は留年を進めたいです。
私自身も2015年の就職活動で絶望し、留年後の2017年の就職活動で戦いました。
留年し、中国、フィリピン留学を行う
本題に入る前に、私の事例を紹介させてください。
私は2015年大学3年生の2月、就職活動を前に自己分析を行なっていました。
就活であるあるのガクチカ(学生時代一番頑張ったことは?)すらまともにかけることがなく、やばいと思ったのが始まりでした。
その後交換留学制度を使い、大学4年の10月から中国に渡り、中国語初心者レベルから一年で最高級のHSK6級に合格、さらにその後のフィリピン留学でTOEICを465点から840点に、4ヶ月で上げることに成功しました。
その後の帰国後の2017年の就活では、留学の成果と海外で養われた日本のものづくりを支えたいとの思いから、複数の大手商社、メーカー、銀行から内定をいただくことができました。
以上、私の事例でした。
留年する理由は、時間を作ることです
話を戻します。
留年する大きな理由は、時間を作って経験とスキルを積み、自分のキャリアを再考する期間を設けることにあります。
当たり前ですが、経験とスキルを持った学生は留年してようが就活では強いですし、やりたいことも探すまでもなく固まっています。
人によっては企業に依存せず、自分で起業するかフリーランスとして活動してる友人もいます。
仕事=得意なこと、興味あることだし、仕事=好きなこと、になってるイメージです。
私の場合は、大学3年の2月に留年することを決め、2年後に就活を始めたので2年留年という形になりましたが、多くの経験とスキルを得ることができました。
留年を通してこのつよつよな状態に持っていくことが目的です。
留年して具体的にすること
鉄板は留学・長期インターン
まず大前提ですが、就活を辞めて留年をするということは、空白期間が生まれるということです。
その空白に何もなさなかったら、それは確実にマイナスになります。
なので留年期間に何を為すのかが重要になってきますが、鉄板は海外留学やインターンだと思います。
今や多くの企業が海外に進出しており、国内と海外の橋渡しができたり現地でプロジェクトを仕切れる人材が足りていないです。
そんな中、留学で培った挑戦力とコミュニケーション力、語学力が重宝されるのは目に見えていますし、私の就活の際も大きなアピールポイントになりました。(特に英語と中国語両方を、具体的なTOEIC840やHSK6級などの数字でアピールできた点)。
長期インターンも、実践的なものであればすでに立派な就労経験ですし、実際の現場を知っている状態なので企業も、この子が入ったらこう活躍するだろうな、というのが容易に想像できます。
重要なのは、目標を立ててそれにどう取り組んだか
とはいえ、留学にはお金がかかります。
長期インターンも、有給で責任ある仕事をさせるところは、応募のハードルが高かったりします。
なので、個人的にはこれらに固執する必要もないと思っています。
具体的には、成し遂げたい目標があり、その過程で発生したであろう様々な困難を、どう工夫して乗り越えたかが重要です。
さらにそれが、自分のスキルで稼いだ経験だとしたら最高です。
まとめると
- 目標を立て、困難に直面し、それをどう乗り越えたか
- お金が絡むとさらに良い
自走できるということの重要性
企業目線で考えるとわかりやすいです。
自分で課題を設定して解決してくれる『自走型人間』は、いつの時代も企業が求めている人材ですし、そういう人は独立してフリーランスになったり自分で起業する分にも、実行スピードが早いので大成するのも早いイメージです。
さらに、お金の絡まないビジネスは存在しないので、自分のスキルで稼いだ(営業スキルでもプログラミングスキルでも)という経験はプラスになります。
参考モデルを紹介します
私の知り合いになかさん(@nakafreelog)という方がいます。
なかさんは2019年3月現在大学3年生なのですが、就活が始まる前にすでに新卒で400万円のお誘いを受けています。
- プログラミングで自分のスキルでお金を稼ぐことに可能性を見出し、学習開始
- 数ヶ月で実務レベルにまで引き上げたのち、30社のIT企業に営業をかける
- 会社に常駐しコードを書くように
- 常駐先の会社に、新卒社員として来て欲しいと言われる(初年棒400万の打診)
まとめると、
- 自分のスキルでお金を稼ぐという目標を立て(ここではプログラミング)
- それに対する努力をし
- 目標を達成する(自走型人間)
とてもシンプルですが、留年してやることの軸はここにあります(なかさんは留年されてはいません、自走してる人の代表として出させていただきました)。
たとえ留学するにしても、インターンをするにしても、それ以外でも、このプロセスがないとあまり意味はないと思います(留学先で遊んでいるだけなどは最たる例です)。
ぶっちゃけやることはなんでも良い
様々な具体例を見ましたが、以上の『目標に対する努力と結果』があれば、なんだっていいと思います。
この場で『留学が良い!』とか『インターン行け!』とか断言はしません。
ただ、そういう方向もあるということを、この記事を見てくださったあなたにはお伝えしたいですし、やることはあなたが自由に決めてください。
留年は全く恥ではない
私は二留していますが、正直就活の面接の時は逆に評価が高かったです。
『留年覚悟で大学四年で留学するなんて、よくそんな決断できたね〜』となんども言っていただきました。
ただただ単位が足りずに留年することとはわけが違い、努力で目に見える結果を残せた留年だったからです。
私はその後、内定をもらった後本当にやりたいことがわかったので、新卒就職した会社を退職しフリーランスのエンジニアとして働いていますが、その時に培った自走できる力は今かなりやくに立っていますし、
2年の留年を経なかったら、自分の本当の思いに蓋をしたまま、今も悶々と働いていたかもしれません。
留年でかかる費用は自己投資と捉える
留年すれば、一年分の学費と生活費が余分にかかります。
国立大学でも、生活費を入れると一年で100万以上はかかります。
ただ留年中に経験したことは一生物ですし、得たスキルでコストを回収することは十分可能です。
私は留年前は受からないような大企業から内定をもらえましたし、自分のスキルで稼げるようになった人ならばなおさらでしょう。
人生を100年のスパンで考えた時に、留年中に積み上げた資産は大きな意味を持つと思います。
休学という選択肢
休学すれば、国公立なら学費免除になりますし、私立も数万〜半額以下で抑えることができます。
休学してやりたいことに差し障りがないのであれば、休学した方が良いです。
まとめ:就活に違和感を感じたら、留年しよう
というわけで、『私の就活このままじゃ違う気がする…』『大学で何もしてない…』という人には全力で留年をおすすめしたいです。
その際には、就活から逃げる『逃げの就職留年』ではなく、より良い人生を自ら構築するための『攻めの留年』をしていただきたいなと思います。
応援しています、頑張ってください。
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