プログラミング

Web制作オワコン説は半分当たっている【現役Web制作者視点】

Web制作オワコン説は半分当たっている【現役Web制作者視点】

こんにちは、現在フリーランスのWebエンジニアのしょーごです。

最近このようなワードを聞くことがあります。

Web制作はオワコン

これをご覧のみなさんも

ようこちゃん
ようこちゃん
Web制作って今から始めても遅いのかな
まさひろくん
まさひろくん
学習中だけど、TwitterやYouTubeでオワコンと言われてて不安です

という方がいらっしゃると思います。

その気持、とても分かります笑

本記事はこの「Web制作はオワコン」に関して

  • 合っている部分
  • 間違っている部分

これを解説しつつ、最終的に「オワコン人材にならないためにどうすればよいのか」を解説してきます。

しょーご
しょーご
これを話してる私自身はWeb制作業界でコーディングメインで3年ほど働いています、なのでこれを語る資格は最低限あるかなと思います。
しょーご
しょーご
暗い話ではなく、これからWeb制作を学ぶ人には希望のある話に最後つなげていきますので、その点はご安心ください。

この記事でわかること

Web制作オワコン化を正しく理解し、未来の変化に備えられるようになる

ここで言うWeb制作とは主に「コーディング」をメインに指します。

Web制作オワコン説とはそもそも何なのか

web制作 オワコン

この添付画像の通り、2020年ぐらいから「Web制作 オワコン」という発信が出てきました。

オワコンと語る方の主な理由としては

NoCodeツールや便利なサービスの登場で、サイトを立ち上げる敷居がかなり低くなりつつある。コードを書くだけ、デザインを作るだけ、サイトを立ち上げるだけの人は職を失うだろう

ということです。

【悲報】Web制作オワコン説は半分当たっている

前線で活動している私も残念ながら、「NoCode化で一部人材が代替される」のは、そのとおりだと思います。

要因:NoCodeやLowCodeの波はこれから高まっていく

プログラムを書いている人ならば、最近のフレームワークを見て、コードの量が劇的に少なくなっていることに気づくと思います。

特にフロント領域のNuxtやNextみたいなフレームワークは、LowCodeの代名詞とも言えるかも知れません。

あんな簡単に早くWebシステムを開発できるのは10年前には考えられなかったと思います。

WordPressの例

また、WordPressなんかも最近はNoCodeでの編集を強く意識した開発を行っています。

WordPress フルサイト編集
 Ver5,8にアプデすると出現する画面

例えばこのフルサイト編集はサイトのすべてのパーツをNoCodeで編集できるようにする機能で、現在公式が鋭意開発している機能です。

フルサイト編集

こういった機能を提供するテーマが増えてくれば、非技術者でもWeb制作者に依頼せずとも、簡単にWebサイトを作ったり更新することができるようになります。

STUDIOの例

また、STUDIOというNoCodeでサイトを作れるプラットフォームも必見です。

この方はWebデザイナーの方で、自分のサイトをFigmaでデザインしてSTUDIOで作成されたのですが、クオリティが凄まじいです。

STUDIO NoCode事例
https://makikosakamoto.design/

従来はコードを書けないデザイナーの方は

  • コーダーに依頼する
  • 自分でコーディングを勉強して実装する

しかなかったのですが、NoCodeツールの台頭によって、デザインから実装まで一気通貫で行えるようになったのは革命的だと思います。

Shopifyの事例

ShopifyというECプラットフォームも必見です。WordPress利用者なら分かるかと思いますが、既存テーマが多く存在し、自由にカスタマイズを行うことができます。

Shopify NoCode テーマ

また、提供されているアプリで自由にサイトの機能を拡張することができます(WordPressでいうプラグインのようなものです)

デイトラShopifyコース内容

昔はECサイトの開発には数百万円かかっていたりしましたが、ShopifyのようなNoCodeでサイトを立ち上げられるECプラットフォームの台頭で、

だれでも簡単に安くECサイトを立ち上げられるようになりました。

では我々Web制作者はどうすればいいのか

ここまで様々なNoCodeツールを紹介してきましたが、では我々Web制作者は今後消えないために、どうすればよいのでしょうか?

私は「顧客課題を解決する思考」を持っている制作者は消えないと思っています。

Web制作の目的を振り返る

このサイトでは何度も言っていることですが、Web制作の目的・本質は「顧客の売上増加」にあります。

なんのツールを使おうが、最終的に顧客の売上増加に寄与できないことは、正常な状態とは言えません。

何がいいたいかと言うと、「顧客の売上増加」にコミットする制作者なら、時代とともに主要なツールが変わっても、そのツールを最大限活用して顧客の売上増加にコミットできるということです。

なぜなら、コーディングもデザイン制作もただの「ツール」に過ぎないから、その場で最善のものを選択することができるのです。

なので、

コーダーだからコーディングで稼がなくてはならない」と固執する必要はないということになります。

むしろ「作って終わり時代の終焉」が来ているわけなので、もう少し広く視野を持って、

目新しいものが出たらまずは触ってみる姿勢を大切にしたほうがほうがいいと思います。

ちなみに、ここまで来るとマーケティングの知識が必要なのですが、その学習方法は最後に話します。

コーダーは死滅するのか

ここまでの流れだと完全に「コーダー死刑宣告」な感じでしたが、しかし私は「スペシャリスト」は当分消えないと思っています。

ここで、先程NoCodeツールとしてあげた

  • WordPress
  • STUDIO
  • Shopify

をもう一度取り上げて、先程「あえて説明しなかったこと」を説明していきます。

WordPressのNoCode化について

さきほど「WordPressはNoCodeで編集できるようになっていく」と言いました。

勘の言い方ならこう思ったかも知れません。

読者さん

いや、NoCodeで編集できるテーマがあるということは、そのテーマを作る人がいるわけだから、テーマを作って提供する側はNoCodeにならないし、なんやかんやみんなCSSとかカスタマイズでいじりたくなるでしょ

これはそのとおりです。

ここで整理のために「WordPressを仕事で利用している層」を確認してみましょう。

  1. WordPressで自分のサイトを作りたい人
  2. 既存テーマでWordPressサイトを他人のために作って稼ぐ人
  3. 自作テーマでWordPressサイトを他人のために作って稼ぐ人
  4. 広く使われるWordPressのテーマを開発・提供する人(Snow MonkeyやSwellなど)
  5. WordPressそのものやプラグインの開発者

ここの「❶WordPressで自分のサイトを作りたい人」と「❷既存テーマでWordPressサイトを他人のために作って稼ぐ人」はNoCode化していきます。

これは今でもそうかもしれないですね。

ただ、これまで以上に自分自身でサイトを立ち上げられる方が増えると思われるので、案件数は減るかもしれません。

実装難易度上昇

問題は「❸自作テーマでWordPressサイトを他人のために作って稼ぐ人」です。

「フルサイト編集」のような機能を提供するには、それ特有の実装が必要ですが、

これからのWordPress案件では「フルサイト編集機能」をつけるような新たな知識が必須になる可能性があります。

そうなると、今後自作テーマ納品は難易度が増すかも知れません。

これからのWordPress案件
  • 簡単なものは案件として減る
  • 自作テーマの作成は今より高度な知識が求められる可能性が高い

ある程度WordPressに習熟している人間が今後求められる

STUDIOのようなNoCodeサイト制作ツール

STUDIOも「誰でも簡単にサイトが作れる」というのは間違いではないですが、実際はCSSをいくつか足していたりします。

なので、「STUDIOで制作できるだけでなく、CSSなどで調整もできる」感じだと、スピード制作できて、コーダーやデザイナーの武器になると思います。

まだSTUDIOには「STUDIO Partners」という制度があり、認定されると公認の制作者となれ、案件の獲得に優位になります。

STUDIO partners

まだまだブルーオーシャンな分野なので、コーディングの知識がある人はSTUDIOにも習熟しておくといいかと思います。

ShopifyなどNoCodeECツール

オリジナルのデザイン通りにShopifyサイトを制作する場合は、既存テーマで立ち上げるだけでなく、

CSSや、Liquidと言ったShopifyのテンプレート言語での実装も必要になってきます。

またデザインも「既存テーマの特性」を理解してCSSなどで調整しやすいデザインを作れるデザイナーがShopify界隈で引く手あまたになっているので、

ここも今熱い分野になっています。

しょーご
しょーご
つまるところ、NoCodeと言っても既存テーマやアプリだけでなく今後もコードを書いたりデザインする案件がたくさんあるということです。

つまりどういうことなのか

私が言いたいことを箇条書きにします。

  • 「簡素なサイト制作」みたいなものはNoCode化していく(LPについては既にNoCode化はしている)
  • 各NoCode.LowCodeツールに習熟していて、更にコーディングで細かな調整ができると需要がある

これが今後のトレンドだと思います。

随分と活躍できるフィールドが絞られそうな感じがしますが、ただまだ希望を失うのは早いです。

今からWeb制作を学ぶのは遅いのか?

エンジニア 勉強

しょーご
しょーご
私は全く遅いと思いません、ただ早めに始めるのが得策だと思うので、その理由を解説していきます。

駆け出し過多、中堅不足

今私は業界4年目ですが、圧倒的に中堅Web制作者不足を感じています。

駆け出されている方はたくさんいますが、一年もすると学習をやめていたり別の業種にいかれていたりして、意外に頼める人がいない状態です。

そして、1年以上コーディングやデザインを前線でされている方は依頼しようとしても

  • 仕事で忙しくかなり断られる
  • 単価がまあまあ高い

ということで、候補者を探すのにも難儀します。

特にサンプル調査をしたわけではないですが、私の周りのフリーランスディレクターや制作会社の多くが

良質な「デザイン・コーディング」を行ってくれる人材を常に探しているので、

間違いないかなと思います。

今からWeb制作を初めたとしても、良質な制作実績をいくつか貯めつつSNSなどで発信をしていれば、今後数年は確実に全然案件は獲得できるので、

今から始めても遅くないと思います。

逆に駆け出し層は現在急増してますので、以前説明したような適切なポートフォリオと営業法を用いないと厳しい場合もあると思います。

NoCodeツールにも活かせる

NoCodeを語る際に「誰でも簡単に」と言いましたが、現状のNoCodeツールだとエンジニアやデザイナーが触ったほうが使いこなしやすいです。

なので、今学んでいることは、仮に今後NoCode主体で戦っていくことになったとしても無駄にはならないです。

Web業界で働くための基礎教養を学んでいる

という考え方がいいかなと思います。

これから駆け出すWeb制作者志望へアドバイス

ここまで様々なことを言ってきましたが、今後Web制作をされる方へ、大きく分けると「2種類の選択肢」を提示しました。

言ってきたことまとめ
  1. ツールに固執しない、顧客売上の増加を主目的にせよ
  2. もしくはスペシャリストになろう

最後に、この記事で「私が最も伝えたいこと」を述べて終わりにしようと思います。

熱中できるものを見つけて強みを「一つ」作ろう

中国にこのようなことわざがあります。

知之者不如好之者、好之者不如楽之者

ただそれを知っている人間はそれが好きな人間に叶わず、それが好きな人間はそれを楽しんでいる人間にはかなわない」ということです。

この「楽しんでやる」というのが非常に重要になります。

私が未経験から3年以上コーディングをできている理由

私は未経験駆け出しからコーディング学習を始めて3年以上経過しました。

ずっとこの業界をみていて思うのですが、特に「スペシャリスト」になるような人は「技術やWebという仕事を愛していて、楽しんでいる人」が多いと思います。

私もずっとコーディング、というかプログラミングが好きなので日々楽しみながら本業に勤しんでいます

周りに「3年以上コーディングをしていて、かつフリーランスの人」がそんなにいないので、結構コーディング依頼が知り合い経由で来たりマッチングサービスから来たりしますね。

逆にコーディングがらすぐ離れてしまう人は、そもそも好きじゃなかったりして仕事に辛さを感じるようになり、別の道に行くパターンが多いかと思います。

一つの強みから横展開へ

冒頭で「顧客利益のためにツールに固執するな」という話をしましたが、より現実的な話をすれば

偏愛するぐらい愛して好きになって一つのこと(コーディングなど)を楽しもう、そうすればいつの間にか強みになっている、その後にスキルを横展開(マーケなど)してNoCodeで代替されない人物になっていけば良い

というのが、この記事で本当に言いたかったことです。

私の周りの仕事が尽きないフリーランスを見ていると、「何でも浅くできるジェネラリスト」よりも「一つの分野で突出しているスペシャリスト」のほうが仕事が集まりやすい傾向にあります。

なので、ぜひ「Web制作オワコン説」に踊らされずに学習を続けてほしいかなと思います。

まだオワコンにはならないので。

まずは熱中できることを見つけることが大事強みを作ってから横展開をするのが王道

Web制作とセットで身につけ横展開したい技術

広告運用&LPO&SEO&SNS

Web制作があらかたできるようになったら、よく「Webマーケもできるといいよ」という話があります。

Webマーケティングを学べる教材はいくつもありますが、Web制作と相性がいいと思うマーケティング教材は「デイトラ」の「Webマーケティングコース」です。

このコースを終えることで、Web制作で納品後の「運用フェーズ」においても追加提案を行うことができるようになります。

まさに「作って終わらせない人材」になることができます。

Shopifyも熱い

Shopifyもできると強いですね。

こちらもデイトラの「ShopifyEC構築コース」がおすすめです。

Shopify実案件ベースでどのように制作して納品すればいいのか分かるのと、Shopifyで売るためのマーケティング事例も紹介されているので、

テーマとアプリを活用した実務はこれで問題なくなります。

ただ、現在はLiquidに関しては内容が薄い(今後追加される予定)ので、合わせて以下のUdemyを行えばShopify案件をこなせるようになります。

shopifyテーマ作成教材 udemy

さて、本当にここまで様々なことを言ってきましたが

なにはともあれ、まずは自分の強みを一つ作り上げ、そして横展開

これを忘れなければあなたはオワコンにはなりません。

これだけ覚えてもらえれば私はウレシイかなと思います。

では!!

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コーディングは書籍だけではなかなか実力がつかないので、ぜひ腕試しにご利用ください!!

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