こんにちは、現在フリーランスのWeb制作者として3年ほど活動していますしょーごと申します。
今回は「Web制作でのMacでのWindows環境の構築」について、理想のサービスを発見しましたので、それの解説をしていきます。
実は以前も「【IE,Edge対応】MacでWindows環境を構築する方法【Amazon WorkSpaces】」という記事を書いていたのですが、
今回紹介するConoHa for Windows Serverの方が日本製サービスでわかりやすく、一ヶ月あたりの料金が安くなるのとデータ通信量での従量課金がないので、
個人的にはWindows環境構築なら今回のConoHa for Windows Server をおすすめしたいと思います。
Web制作ではWindows環境が必須である
この記事をご覧の方はすでにご存知かもしれませんが、Web制作ではWindows環境は必須です。
その理由として、MacとWindowsの2つの差異があります。
- MacとWindowsではデバイスフォントが異なる
- WindowsはIE,Edge、MacではSafariなど、そのOSでしか確認できないブラウザが存在する
それぞれどうWeb制作に影響してくるのかを解説します。
❶MacとWindowsではシステムフォントが異なる
例えば以下を御覧ください。


さて、微妙に文字の太さが違うのがおわかりでしょうか?
ちなみに上がMac,下がWindowsです。
こちらは游ゴシックというフォントを使用しており、日本語では数少ない、Windows,Macともに最初から表示できる神フォントです。
このサイトでは游ゴシックレギュラーを指定してるのですが、MacにはRegularが存在しないため、
そのひとつ上のMediumが適用され、Windowsよりも少し太めに表示されているのです。
2020年に最適なfont-familyの書き方
このようにWindowsとMacではデバイスフォントの再現性に差があるため、フォント検証のためにWindowsが必要ということです。
❷WindowsはIE,Edge、MacではSafariなど、そのOSでしか確認できないブラウザが存在する
Web制作では基本的に以下の5つのブラウザでの表示確認が必要です。
- Chrome
- Firefox
- Safari(Macのみ)
- Edge(Windowsだが、2020年からMacでも可)
- IE11(WIndowsのみ)
国内ブラウザ割合
現実として国内ではEdge,IEの割合が無視できない数います。

そしてEdge,IEのユーザーはほとんどがWindows環境からの利用になります。
つまり、Macで制作する際はWindowsのEdge,IE環境をテストする必要があるということです。
同様にWindowsで制作する場合はSafariを検証しなくてはなりません。
Edgeについて
実はEdgeは2020年からMacにも入れることができるようになりました。
ただOSはMacなので、WindowsのEdgeと同じ表示になるとは限りません。
IEについて
IEは仕様によっては対応する必要がなかったりしますが、0とは言い切れないので、
自分のPCでいつでも検証できるようにしておくのが制作者としてのマナーだと思います。
ConoHa for Windows Serverとは

簡単にいうと、Windows環境をリモートで利用できるようになるサービスです。
WIndowsをリモートで利用する
WindowsをMacに入れようとすると、2万円ぐらいしてかつ2GBほどの容量があって中々手が出ないと思うのですが、
今回紹介する方法はクラウド上にWindows環境を構築するのでご自身のPCの容量を圧迫しないのが特徴です。
料金体系

Web制作での表示確認、動作検証の場合は
となります。
ConoHa for Windows Server利用手順
ここから一緒に手順見ながら進めていきましょう!
❶会員登録
まずはトップページ から会員登録します。


❷契約情報の入力






❸IPアドレスを確認する
サーバーを契約したら、この後使うIPアドレスを確認します。

❹リモートデスクトップ
実際にMacでWindowsにアクセスするには
「Microsoft Remote Desktop」というアプリケーションを利用して接続することができます。
アプリケーションをインストールするため、「App Store」を開きます。

Microsoft Remote Desktopを検索して探してください。

アプリケーションを開いたら、以下のような画面になります。








Web制作でWindows環境を利用するタイミング
ここまででConoHa for Windows Serverの利用方法について解説してきました。
Windows環境を使用するタイミングは基本的には「フォントの検証」が必要な時と「クライアントやディレクターに初稿提出する前」になります。
Web制作で食べていくMac民の方は、今回を期にWindows環境を構築しておきましょう。
Web制作の流れ
具体的な「Web制作の流れ」については以下の記事で紹介しています。
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- XDデザインからのコーディング
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