こんにちは、現在フリーランスのエンジニアとして活動しているしょーごです。
2020年1月ぐらいから本格的にYouTube活動を初めて一年ほど経ちますが、YouTubeのチャンネル登録者数は300人→6800人まで伸ばすことができました。
今回はそんな私のYouTubeにおける「広告収益」を発表していこうと思います。
2020年6月から12月までの7ヶ月分になります。
また、YouTubeの広告収益がどのように決められていて、どうすれば1再生の単価を上げることができるか解説するので
これからYouTubeを始めたい人には今回の内容はかなり役立つ内容だと思います。
- YouTube登録者数1000人→6000人の広告収益が分かる
- YouTubeの広告収益がどのように決められているかわかる
YouTube動画のジャンル
このジャンルで動画の広告単価は大幅に変わってきます。
私の動画のジャンルは「ハウツー系、ビジネス系」になります。かなり広告単価が高い部類です。
YouTube収益発表の前提
YouTubeの収益発表の前に、認識の齟齬が生まれる可能性があるのでいくつか収益に関する前提を共有をしておきます。
ここの話、とても大事です。
1:収益化には①登録者数1000人 ②一年間の動画再生時間が4000時間を超える必要がある
YouTubeの収益化には条件があり、私がこの条件を満たしたのは2020年5月24日でした。
- 登録者数1000人は3/24日に達成
- 再生時間4000時間を5/24に達成
そして、5/26日に申請が通り、めでたく収益化となりました。
【YouTubeチャンネル登録者推移2020年】
1/1 300人
2/20 500人突破
3/3 600人突破
3/10 700人突破
3/15 800人突破
3/19 900人突破
3/24 1000人突破
5/11 2000人突破
6/18 3000人突破
8/17 4000人突破
10/5 5000人突破
11/24 6000人突破
2:広告収益とは、動画再生と途中に流れる広告のこと
YouTuberの収益は動画再生時の広告収益以外にも実はたくさんあります。
- 広告収益
- 企業案件
- アフィリエイト(概要欄のリンクなど)
- 自分の商品販売(自社ECやnote、ブログやコミュニティなどへ流す)
- メンバーシップ(月額)
- スーパーチャット(主にライブ配信)
- 拍手を送る(投稿動画への投げ銭新機能)
この中で、あくまで①広告収益について今回はお話させていただきます。
YouTubeの収益・収入公開
それでは紹介していきます。
6月 | 7月 | 8月 | 9月 | |
投稿数 | 5 | 2 | 0 | 0 |
再生数 | 28,000 | 25,000 | 22,000 | 22,956 |
登録者数 | 3000人 | 3500人 | 4000人 | 4500人 |
RPM | 500~600 | 600 | 700 | 850 |
収益 | ¥16,433 | ¥15,246 | ¥16.348 | ¥19,031 |
10月 | 11月 | 12月 | |
投稿数 | 0 | 0 | 7 |
再生数 | 25,836 | 25,143 | 30,000~40,000の間 |
登録者数 | 5000人 | 5500人 | 6000人 |
RPM | 800 | 900 | 900~1000ぐらい |
収益 | ¥20,958 | ¥22,958 | ps5 デジタル・エディション一台分 |
7ヶ月間で合計収益は15万程度
まあフリーランス的には「毎月の国民年金が実質無料」ぐらいの威力ですが、重要なのはRPMです。
RPM はインプレッション収益を意味し、視聴回数 1,000 回あたりの収益額を示します。
つまり、
- RPM500→1再生0.5円
- RPM800→1再生0.8円
RPM1000→1再生1円
ということになります。私の過去最高RPMは2300なので、1再生2.3円が最高記録です。
月間再生回数わずか2万ぐらいで毎月1.7万も稼げているのは、RPMが無双してくれているからです。
あれ?YouTubeは1再生0.1円ってネットでググると出るんだけど…?
YouTuberがなぜお金がもらえるのか、まずその仕組を知らないといけません。
皆さんはなぜ「YouTuberがお金がもらえるのか、その仕組み」をご存知でしょうか?
YouTuberはプロモーション・営業をしている
わかりやすように図にしてみました。

つまりYouTuberの収益は「企業の広告費」が源泉となっているのです。
業界毎に広告費は違う
そしてここの広告費は業界によって大きく変わってきます。
ビジネス系の再生単価は高い傾向にありますが、それは
- もともとの商材が高い
- おまけにターゲット年齢層が自己投資に意欲ある層で、お金もある
というコンボのためです。良い例がプログラミングスクールでしょう。
スクールは入会すれば30万などの金額が動きますし、ちびっこ向けの商材と比べると、成約率はかなり高いと思われます。
また、厚切りジェイソンやメンタリストDaiGoなど明らかに「ギャラが高い有名人」にオファーしていることからも、プログラミングスクールは相当広告費をつぎ込んでいることがわかります。
これ系のYouTuberは広告単価みんな高いと思われます。

動画の長さも広告収益に関わる
鍵は「ミッドロール広告」なのですが、みなさん「ミッドロール広告」と聞いてもぴんとこないかもしれません。
ミッドロール広告とは、動画の途中に挿入される広告のことです。みなさんお嫌いだと思いますが、あれのおかげでYouTuberの収益は上がっています。
しかしこの広告は現状「8分以上の動画」にしか付きません。なので短い尺の動画を出すより、
ビジネス系のように長めのセミナー動画を出すほうが1再生に何回も広告が流れるので、再生単価は上がります。
YouTube収益の鍵は視聴者維持率とインプレッションクリック率
視聴者維持率
とはいえ、一回の再生で何度も広告を再生してもらうためには、長時間動画を視聴してもらう必要があります。
その指標になるのが「視聴者維持率」というものです。
10分程度の動画であれば、「視聴者維持率40%」という数値が一つのベンチマークになります。

これを超えていると、YouTubeのアルゴリズムは「良質な動画だ(視聴者がブラウザバックしないので)」と判断し、
おすすめ表示(インプレッション)してくれやすくなります。
インプレッションクリック率
次に大事なのは「インプレッションクリック率」で、「おすすめや関連動画で表示されて、どれぐらいの割合でクリックされたか」というのを表しています。
7%ほどあると優秀とされることが多いようです。

YouTubeアルゴリズムはあなたの趣味嗜好に合わせて動画を選定して表示しているので、クリック率が低いと表示もされにくくなっていきます。
なぜ1再生0.1円になってしまうのか
1再生0.1円を言い始めたのはシバター(物申す系YouTuber)であると言われますが、企業は自社商品を売りたくて広告を出します。
炎上系や物申す系は成約しないので、広告単価は下がりやすい傾向にあります。
またそもそもの動画が3分など短い場合が多いので、表示される広告の数も少なく、再生単価としては上がりづらい側面もあり、
1再生0.1円などとなるのだと思います。
しょーごログの場合
普段は決して述べませんが、実は弊チャンネルでは広告収益を意識した作りをしてきました。
- 動画はプログラミング関連
- 動画時間は可能な限り10分以上、30分近いと最高
- それでいて視聴維持率40%を目指したつくり
- クリック率をあげるサムネ
こうして結果的に再生単価0.8円までこれたのだと思います。
しょーごログのこれから
弊チャンネルは
- プログラミング学習者向け
- 将来フリーランスになりたい方向けに
- 過去に自分が知りたかった情報を届ける
という信条のもと動画を投稿しており、ネタは無限にあるものの、撮影がとても疲れるので投稿数は毎月2本とかになっています。
そのせいで登録者数に比べ、広告収益は多くありません。今後は
- 自分が話さなくても良い動画にする(ボイスロイド)
- 投稿本数を週2ペースにする
などして自分の生活習慣に刷り込ませようと思います。
YouTubeアルゴリズムは、「定期的にコンテンツを投稿しているチャンネルの評価を高めている」と言われるので…(噂の域ですが)
チャンネル登録者数推移をグラフで解説しました!
伸びているキーワードで投稿する
これは再生数を伸ばす系の話になりますが、活気のあるジャンルやキーワードで投稿すると「おすすめ」や「関連動画」からの非登録者(初見さん)の流入が増えます。
以下の動画は「デスクツアー」というタイトルで投稿したものです。

明らかに伸びが他の動画と違い、継続して再生され続けています。うちの稼ぎ頭になりそうです
YouTube撮影で使用している道具一覧
ソニー Vlog用カメラ VLOGCAM シューティンググリップキット ZV-1G

vlog用のカメラでビジネス系、vlog系に有効な機能がたくさん詰まっています。
- 商品レビュー機能
- 背景ボケ切り替え機能
- 美肌機能
- 指向性マイク付き(風音防止付き)
このカメラで撮影した動画がこちらです↓これより前の動画(iPhone8)と比べるとだいぶ映像が綺麗になりました!
動画の伸びも悪くないので、このカメラでじゃんじゃん撮影していこうと思います!(YouTubeは仕事なので経費にしました笑)
YouTubeのおすすめ本
この本でYouTube SEOやマネタイズ、映像の基本などを学びました。タグ付けなどはすぐに実践できますね。
YouTube編集ソフト Premiere Pro
本業でAdobe CCを持っているので、動画編集にはPremiere Proを使っています。
またサムネ作成はPhotoshopです。

Adobe CCを最安で購入する方法を以前解説しております。
完全に余談ですが、youtubeの30秒以上のCM、30秒見た段階で企業からYouTubeに数十円〜お金が落ちていたりします。そしてそのうち一部がYouTuberに落ちています。