こんな場合は、「WP Mail SMTP」というプラグインを使用することで、解决出来る可能性が高いです。
お問い合わせプラグインの設定に問題あり→WP Mail SMTPで解决できない!!
サーバーのセキュリティで弾かれてる→WP Mail SMTPで解説できる!!
プラグインの設定を色々触っても、MW WP FormやContact Form7が送信できない場合はサーバーに問題がある場合が多いので、今回の記事で問題解决していきましょう!
この記事を書いたのは
しょーご(@samurabrass)
当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。同時にブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。
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SMTPとは何なのか?

SMTPとは、「Simple Mail Transfer Protocol(シンプル・メール・トランスファー・プロトコル)」の略で、メールを相手のメールサーバーまで届ける仕組みのこと。
WordPressはデフォルトのメール送信方式(Sendmail)で送信しますが、ここに不通や迷惑メール入りの原因があったりします。
詳しい説明は省きますが、「WP Mail SMTP」を使えば、メールアドレスの偽装疑いもかけられない信頼性の高いSMTPサーバーから、メールフォームの確認、メールの送信チェックを行うことが可能となります。
実案件ではフォーム実装とSMTPはセットで行いたい対策です。
サーバーに問題があるかまず判断する(メールが既に届いてる人はパスしてOK)
まずサーバーに問題が無ければ「WP Mail SMTP」を導入した所で意味がないので、サーバーが原因でメールが弾かれていることを確認します。
以下の「Check & Log Email」というプラグインを導入してください。

その後、「Enable Logs」をチェックし、ログが見れるようにします。

その後、「Send test email to」に送信したいメールアドレスを入力し、「Send test email」をクリック。

これでエラーが発生していたら、サーバー起因でメールが遅れていないので、WP Mail SMTPで問題が解决する可能性が高いです。

ここの送信ステータスが問題無い緑色だった場合は、プラグイン側の設定などが間違っていると、問題を切り分けられます。
WP Mail SMTPを設定する
WP Mail SMTPと検索し、プラグインをインストール。

有効化後は、「ダッシュボードに戻る」をクリック。

その後、画像の以下の場所を設定します。

送信元メールアドレス | 送信元メールアドレスの設定(Gmailの場合は別途下部で解説) |
このメールを強制使用 | 任意 |
フォーム名 | 送信元名前 |
送信元アドレスを送信先として設定 | チェックしておく |
メーラーは「その他のSMTP」を選択(Gmailを使用していない場合)

SMTP情報を調べる
以下の画像の場所を埋めていきます。
SMTPホスト | 調べる必要あり |
暗号化 | SSL |
SMTPポート | 調べる必要あり |
TLS自動化 | オン |
認証 | オン |
SMTPユーザー名 | 調べる必要あり |
SMTPパスワード | 調べる必要あり |

SMTP情報はご自身で調べていただくことになりますが、例えばレンタルサーバーでメールアドレスを取得している場合には、メールアカウント開設時の返信メールやサーバーパネルなどから確認することができます。

「シン・レンタルサーバー 」「エックスサーバー
」の場合は以下の記事で解説しています。
まだメールアドレスを取得していなかったり、SMTP情報の確認方法を知りたい場合は、こちらで確認してください。
できれば、サイトを公開しているレンタルサーバーでメールアドレスを取得して、そこのSMTPを使用するとスムーズかなと!!
WP Mail SMTPでGmailの場合の設定方法
Gmailは無料で便利なので、Gmailで送信できたら楽ですよね。
ここからGmailの場合を解説します。
- Gmail APIでクライアントID、クライアントシークレットを取得
- クライアントID、クライアントシークレットを設定する
❶Gmail APIでクライアントID、クライアントシークレットを取得
まずはGoogle Cloudにアクセスします。「プロジェクトを作成」をクリック。

プロジェクト名は分かりやすい命名にし、「作成」をクリック。

すると通知バーが出現します。作成できました。

その後、右上の三本線のアイコンをクリックし、「APIとサービス→ライブラリ」をクリック。

gmailと検索し、「gmail api」をクリック。


「有効にする」をクリック。

右上の「認証情報を作成」をクリック。

「ユーザーデータ」を選択し、次へ

アプリ名は分かりやすいもの、ユーザーサポートメールはGmailアドレスを選択。
メールアドレスを入れ、「保存して次へ」

「承認済みのリダイレクトURL」には以下のURLを指定し、「作成」
https://connect.wpmailsmtp.com/google/

そのまま「完了」

左のメニューから「OAuth同意画面」をクリック。

「アプリを公開」をクリック。

「確認」をクリック。

左のメニューから「認証情報→先ほど作ったAPIの名前」をクリック。

すると、欲しかった「クライアントID」「クライアントシークレット」が表示されているので、これをコピーしておきます。

まもなく終了ですので、頑張って!!
❷クライアントID、クライアントシークレットを設定する
それではプラグイン側の設定画面に戻ります。
「メーラー」は「Google/Gmail」を選択。

「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力し、「設定を保存」をクリック。

「プラグインがあなたのGoogleアカウントを使用して〜」をクリック。

自分のGoogleアカウントを選択。

左下の「詳細」をクリック。

左下のリンクをクリック。

右下の「続行」をクリック。

「現在のサイトをGoogle APIプロジェクトに正常に〜」というメッセージが出たら、成功です!!

「送信元メールアドレス」「このメールを強制使用」「フォーム名」を入力して、保存したら、終了。

ここまでできたら、最後に送信テストをして動作を確かめましょう!!
SMTPでメールをスムーズに届けよう

WordPressのメールが送信できない問題はSMTPを使えば解决できることが多いです。
この記事では他にも「MW WP Formの使い方」を解説しているので、こちらも是非合わせて御覧ください。
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