プログラミング/仕事

地方フリーランスの語る、地方でのweb制作案件獲得術【直案件から請負まで】

本ページにはプロモーションが含まれています。

みなさんこんにちは、現在フリーのweb制作を山形で行なっているしょーご(@samuraibrass)です。

これをご覧になっている方は地方在住でしょうか?

地方フリーランスさん
地方フリーランスさん
地方(地元)で独立しようと思ってるけど、仕事ってあるのかな
地方フリーランスくん
地方フリーランスくん
都心に比べて案件あるのか不安…
しょーご
しょーご
地方には地方での戦い方があるから、現役地方フリーランスの僕の取ってる方法を紹介するよ!

都心部にお住いの方にも十分活用していただける内容なので、ぜひブラウザバックせずご覧いただければと思います。

フリーランスは請負型準委任型の二種類ありますが、お話しできる私の知見は請負型になります、両者の違いは適宜ググってみてください。

地方フリーランスは直請け、下請け、リモート勤務の3つに大別

周りの地方フリーランスも含めると、地方で活動されているフリーランスはこの3つに大別されるのかなと思います。

請負型

  • 直請け(発注者と直に繋がる、元請けとも)
  • 下請け(制作会社やwebマーケ会社の下請け、孫請け)

準委任型

  • リモート勤務(都心の会社に所属し、地方でリモート)

準委任に関しては知見の範囲外となるため、今回お話しさせていただくのは「請負型」の

  • 直請け
  • 下請け

この2点になります。
それではみていきましょう。

地方フリーランスの案件その1:直請け案件

直請け案件の概要を簡単にお伝えしますと、

  • 発注者(例えばカフェのホームページを作りたい人など)と直接繋がって受注する
  • 中間業者がいないため、単価が高い
  • 安定して受注するには仕組み作りが必須(後述します)

発注者と直接繋がるため、単価が高いが継続性が低い

発注者と直接繋がるため、費用の100%をいただくことが可能です。

例えばカフェのホームページを作りたい人が30万でお願いしたいとなった時に、納品後30万をそのままいただくことができます。

安定受注するための仕組み作り解説

この記事の肝の部分になります。

おそらく多くの人が

「直案件請けたくても巡り会えないんだよ(涙)!」

と嘆かれていると思うので、試せる施策をいくつかご紹介します。

ちなみに私は以下の施策をだいたい全て行い(3つ目のみ未達)、毎月1,2件程度ですが直請けで案件を受注できております。

直請け案件をとる施策その1:営業パートナー募集

このブログ内でこのような記事を以前投稿しました。

web制作 パートナー募集
ホームページ制作の営業パートナー募集します【現在募集停止中です】 ご注意!現在新規での案件募集を停止しております。それに伴って営業パートナーも募集しておりません。内容を参考にしていただくことは可能で...
簡単に解説すると、「ホームページを作りたい人を見つけたら私に連絡してね、紹介料を報酬の2割ほど出せますよ」

ということを言っています。

重要なのは

紹介者にはそれなりの額の紹介料を提示すること

です。

お金が大して出ないのに行動してくれる人はほとんどいません。

私の場合2割程度ですが、一般的にホームページ制作を請け負う場合は20-30万のレンジになることが多いです。

そのため紹介者の方の行う行動は、

  1. ホームページ制作、web集客を行いたい人を見つけたら
  2. 私につないでいただく

これだけでも4-6万程度お渡しできます(案件の規模によるのでこのレンジとも限りません)。

それをtwitterで拡散したりしてます。


これまでに3件受注できています(1つが県内、2つが県外)

お渡し実績としては一件5万ほどです。

Facebookでも投稿しましたが、リア友が少なすぎてそちらは連絡はゼロです(T ^ T)

直請け案件をとる施策その2:商工会とつながりを作る

商工会は基本的には地元経営者で構成されています。

つまり会社の意思決定の最高ランクの人で構成されています。

経営者間でネットワークを作り、困った時は助け合って地元を盛り上げよう!

という類のことを基本方針に掲げていますので、どこかweb集客に力をいれたい経営者がいるという話が出れば、商工会からこちらに話がくる確率は高いです。

商工会自体に入るのがベストですが、会費などでハードルが高く感じられると思うので所属せずともつながりを作る、私がとった方法を列挙します。

  • 地元のビジネスセミナー、交流会出席
  • 地元コワーキングを複数訪問

2つしかないですが、特に最初のセミナー、交流会参加がとても大事です。

それも規模があまり大きくないものだと、お話しできる確率は増えます。

事前準備として、自分が過去に作ったものを、業種ごとにまとめていつでもスマホで即提示できるようにしておきましょう。

具体的イメージがあると、受注率はめちゃくちゃ上がります。

地元コワーキングについては、地方のコワーキングはコミュニティ意識が強く、コワーキング側も利用者を積極的にビジネス的に繋げようとしており、ビジネスマッチングイベントなども場所によっては頻繁に行われています。

その関係か、商工会のかたもたまにコワーキングを訪れていますので、声をかけるチャンスがあります。

直請け案件をとる施策その3:地域名 ホームページ制作で上位表示

ポートフォリオサイトをSEOで検索上位に表示する方法です。

ただ、ここはぶっちゃけ高難易度帯です。

制作会社や他県のwebマーケ企業で検索結果が埋まっているので、企業と戦うことになります。

中でも比較サイトが一番手強いので、逆に比較サイトに乗せてもらうようにすれば効果は高いかもしれません。

私のポートフォリオサイトは隙間を狙って、誰もライバルがいない

山形 フリーランス

で上位表示させていますが、そんなにお問い合わせはないです。

エンジニア志望の方の相談のお問い合わせはよくいただきます(^_^;)

地方フリーランスの案件その2:下請け案件

ほとんどの請負型フリーランスの方は下請けも行なっていると思います。

下請け案件の概要を簡単にお伝えしますと、

  • 制作、マーケ、受託開発会社の案件を流してもらう
  • 単価は会社に依存するが、継続性が高く安定しやすい

会社の案件を流してもらう、継続性高め

基本的に自分でいちいち営業しなくても、一度その会社と繋がって良い仕事をすれば、以降も継続的に案件を紹介してもらえるので、安定性があります。

中間業者が入るため、取り分は5割から7割

案件元請けの会社から案件を回してもらうため、取り分はあまり多くありません。

特にコーディングのみだと結構やすくなります。

ただ、会社によってコーディングのみでも2,3倍以上の報酬の開きがあります。

下請け案件をとる施策:営業メールを送る

一番効果がある手法で、とりあえずメールを送ることが大事です。

逆にこれ以外はあまり行なっていません。

特にホームページ上で、

「制作パートナー募集!」

と出ているところは、高確率で返信がきます。

それとまずは居住地付近の制作会社にアタックしてもましょう。

同郷だと返信は更に来やすいです。

きちんとポートフォリオを作り込んで、適切な文章で送りましょう。

僕の文章については、需要があれば開示しようと思います笑

番外編:SNSやマッチングサービスで案件獲得!?

もう少しオリジナリティある情報を出したいので、直案件、下請け両方受注実績のある施策も紹介します。

Twitterで直案件獲得した話

TwitterなどSNSの活用法は、それだけでブログ記事数本ぶんになってしまうので割愛しますが、

Twitter経由で『コーポレートサイトの中国語対応』などのお話をいただいたことがあります。

ただ、私の場合

  • フォロワー数1800
  • toC向けの発言が大多数
  • フォロワーの大部分がエンジニア

ということで、発注者(経営者や企業のweb担当者)とのつながりはあまりないので、これまで案件のお話をいただいたことはほとんどありません。

改善の余地があると思います。

LinkedinやYentaで案件獲得した話

Linkedinは過去に何度かメッセージをいただいており、web制作会社から「制作パートナーにならないか」とか、

webサービス受託開発会社から、「フロントコーディング案件のお話」をいただき、これはその後納品に至りました。

yentaに関しては、web制作会社のディレクターの方とマッチングして、色々お話を伺ってりして今度東京に行く際にオフィスに立ち寄らせていただくことになりました。

地方フリーランスは使えるものは積極的に使うべき

大雑把に、自分が案件獲得のために行なっている施策をいくつか紹介させていただきました。

実際は他にも行なっていることは様々ありますが、基本骨子は以上になります。

チャンスは意外な場所に眠っているものです。

日々考えて、案件を獲得していきましょう!

応援して頂ける方へ

ご寄付を頂けると今後の更新の励みになります!

🍺 ビールをプレゼントする

あなたに是非読んでほしい記事です!
});