こんにちは、Web制作エンジニア歴6年目のしょーご(@samuraibrass)です。
私自身は新卒フリーランスエンジニアをずっとやっているのですが、周りを見渡すと10人中1人ぐらいしか今もコーディングはしていません。
今勉強中の方は”まず仕事にすること”を考えると思いますが、未経験フリーランスは技術力がうまく上がらずに、1年ぐらいでドロップアウトしていく人が多いのです。
だからこそ未経験の人はまず「Web制作会社への就職・転職」できっちり技術力と人脈をつけておくべきだと思っています。
いや、あなたは未経験からフリーランスになったでしょ
そうなんですが、制作会社に入った友人達は、明らかにスキルアップの速度が尋常じゃないんですよね。チームで働いているし。
私は仕事柄、Web制作会社のエンジニアや営業、ディレクター、デザイナーなど多様な層と交流があり、どういった目線で採用しているかの情報が日々入ってきます。
Web制作会社への就職・転職活動は「一般的な企業とは違う」と感じます。
また
- これはやるべき
- これは逆にやらないほうがいい
という明確な事象もあるため、今回は
Web制作会社に未経験から就職・転職する方法
これを解説していこうと思います。
これを話している私自身は、Web制作会社と5年ぐらい仕事をしていて、案件も200件近くこなしてきました。
- Web制作会社への就職・転職に必要なポートフォリオ
- 必要な書類や選考フローと対策
- 企業の探し方
- 応募すべき企業の特徴
- 就職をサポートするサービス
この記事で伝えたいことを一言でまとめると、
評価される「ポートフォリオ」を作成して、魅力が伝わる「職務経歴書」を作成し、「面接対策」を行う
これなのですが、このままだと抽象的すぎるので、この記事ではできるだけ具体的に解説していきます。
この記事を書いたのは
しょーご(@samurabrass)
当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。同時にブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。
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- デザインカンプからのコーディングを経験したい
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- 即戦力級のポートフォリオを用意したい
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コーディングに自身をつけるにはプロからのレビューを貰うのが必須なため、制作会社も利用するレビューツールで添削をしています。
Web制作学習ロードマップにも取り入れているため、学習終了まで迷わず進むことが可能です。コーディングを本気で仕事したい方はぜひご活用ください!
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Web制作会社への就職転職ルート
では、Web制作会社へのおすすめの就職・転職ルートを解説していきます。
- 適切なポートフォリオを揃える
- 職務経歴書の準備
- 制作会社を探す
- 応募する
- 面接する
- 合格
このままだと普通ですが、一点一点重要なポイントと落とし穴があるので、それを解説しますよ。
Web制作会社への就職転職①ポートフォリオ準備
即戦力レベルのものを最低3つ揃える
以前こちらの記事でも紹介しました。
具体的には以下の3つのポートフォリオがあればいいかなと思います。
- 複数ページのサイト(HTMLで良い)
- 1ページだが高難易度のもの
- 本格的なWordPressサイト
なんでこの3つがあるといいんでしょうか?
それはこの3つが実務でよくある実装だからです!
特に複数ページが案件では普通なのに、1ページだけのポートフォリオの人が多すぎますね。
例えば私が出している「コーディング演習課題」で言うと、
これらが該当します。
元々ポートフォリオとして就活・案件獲得で機能するように作成しているので、自信あります。
コーディングしたものは、分かりやすくポートフォリオまとめサービスやサイトにまとめておきましょう。
\ポートフォリオサイトの作り方はこちらから/
オリジナリティあるポートフォリオで熱意を見せたい
ここまでのポートフォリオで「スキル面」に関しては制作会社側の不安はある程度払拭されています。
ただ、実は制作会社がもう一点ポートフォリオで重視している点があります。それは「制作への熱意」です。
分かりやすく言うと、「Web制作が本当に好きなら、スクールから与えられた、または既に用意された課題以外に自主的にサイト制作をしているよね」ということです。。
ポテンシャル採用の面もあるので、技術そのものを愛せる人じゃないと、ミスマッチで早期離職されたり、自己研鑽出来て入社後自走できる人かなど、様々な面がこれで分かるということです。
具体例としては、以下のような感じだと理想です。
もし「こんなもの用意できない!」という場合は「自分のポートフォリオサイト」でもいいと思います。
以下は自分の色が出ていてとてもいい感じですね。
Web制作会社への就職転職②職務経歴書の準備
ここが一番謎な人が多いかもしれませんが、職務経歴書の作成が必要になります。
「履歴書」は氏名、住所、学歴など応募者のプロフィールを記載する書類のことで、ほぼフォーマットが決まっています。皆さん想像がつくあれです。
「職務経歴書」は自身の経歴に合わせてフォーマットを選択することができ、表現の仕方にも自由度があります。
履歴書に記載しない詳しい職歴をアピールするためのツールが職務経歴書ということです。
う〜ん、つまりどういうことでしょうか?
見本テンプレートは以下のサイトからダウンロードできますが、以下の感じです。
Web制作会社への就職転職③制作会社の探し方
ポートフォリオと職務経歴書が揃えば、制作会社をリサーチしていきましょう。
- 検索や制作会社一覧サイトで探す
- 求人媒体で探す
❶検索や一覧サイト・本で探す方法
検索は「自分の地元名」+「制作会社」、「広告代理店」、「印刷会社」、「デザイン事務所」、「コーダー」、「マークアップエンジニア」などで検索して探すといいです。
一覧サイトで探す場合は「Web幹事」がおすすめです。
本でも探せます。
こちらでは魅力的な制作会社が沢山乗っているので、探すのがかなり楽になります。
❷求人媒体で探す方法
都会に住んでいる人なら、求人媒体を活用してもいいと思います。
ITプロパートナーズ:週2~3稼働OK、リモートOKの案件を多数保有。柔軟に働ける高単価案件を探すならここ!
また、indeedなどは知られた媒体だと思います。
特に地方でも探しやすいです。
WantedlyもIT界隈では有名ですね。
募集要項などを確認する
ここで応募前に、募集要項を確認しておきたいです。
コーディング・デザインがメイン業務だと思っていたのに、違う業務だった
こんなケースが結構多いです。
コーディングをメインで行いたいです!
あれ?募集要項見てない?正直今はコーダーは足りてて、CMSの更新・運用してほしいんだよ。
コーディングできないのですね…
意外に思われるかもしれませんが、こういったことがよく起こっています。
業務範囲の確認
なので、必ず募集要項や採用情報で「コーディングを行うかどうか」を確認したほうがいいです。
以下はお手本のような業務内容ですね。
WordPressでの実装もできそうですし、Gitもちゃんと使っているのがいいですね!
Web制作会社への就職転職④応募する
採用試験を受けたい企業が見つかれば、応募です。
基本的に会社にはフォームが存在するので、そちらから送ってもいいですし、求人媒体から送ってもいいと思います。
ポートフォリオと職務経歴書とメッセージ次第で、面接へ行ける確率が決まります。しっかり準備しましょう。
Web制作会社への就職転職⑤面接
「職務経歴書」「ポートフォリオ」がまともであれば、高確率で面接に進めます。
面接で聞かれる一般的なことは以下の通りです。
1.自己紹介をお願いします。
2.志望動機を教えてください。
3.退職理由を教えてください(転職の場合)
4.なぜWebの世界に興味を?
5.何か質問はありませんか?
1.これまでの職務経験・経歴をお聞かせください。
2.これまでの経験のなかで、当社で活かせるスキルについて聞かせてください。
3.仕事をするうえで、大切にしていることは何ですか?
4.今後のキャリアプランについて教えてください。
5.当社に入社したらどのようなことをやりたいですか?
6.各ポートフォリオについて、制作期間を教えてください。
他にも制作物についてもっと深掘り質問があったり、コーディング試験を課す会社も存在します。
職務経歴書と面接はどう対策するの?
職務経歴書とポートフォリオと会社選びは分かったんですが、職務経歴書は書いたこと無いし、面接対策とかどうしよう…
これは個人で行うのではなく、プロに添削してもらうことをおすすめします!
- Webに特化した職務経歴書を添削してもらえて
- Web系企業特有の面接対策も行える
これが備わっている「デイトラ」の「転職支援コース」がとてもおすすめです。
デイトラ転職支援コースとは?
デイトラの「転職支援コース」は、Webに特化したプロの転職エージェントに職務経歴書の添削や面接対策を受けることのできるコースです。
転職支援コースの内容は、転職に関するカリキュラム+キャリア面談+添削2回になっています。
- 徹底的な自己分析
- 魅力的な自分の職務経歴書を作成し、添削を受けられる
- Wantedlyで採用者にウケる紹介文
- 「面接対策」も手厚くフォロー
評判もよく実績も沢山出ています。
「転職支援コース」を実際に受講してレビューをしていますので、気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。
\職務経歴書と面接対策ならここ/
まとめ:職務経歴書と面接対策が鍵!!
今回は「Web制作会社に未経験から就職・転職する方法」を解説しました。もう一度ルートをまとめます。
- 適切なポートフォリオを揃える
- 職務経歴書の準備
- 制作会社を探す
- 応募する
- 面接する
- 合格
一言でポイントをまとめると、以下です!
評価される「ポートフォリオ」を作成して、魅力が伝わる「職務経歴書」を作成し、「面接対策」を行う
これが今回のポイントになります。
個人でこれを対策するのはなかなか大変ですが、ぜひポートフォリオだけでなく、魅力的な職務経歴書を作るために、自己分析などからしっかり行ってください。
ちゃんとプロに見てもらう工程を踏むことが重要です!!
是非「転職支援コース」を有効活用してください!
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おまけ:副業やフリーランスとして制作会社と働く
ここからは、
就職転職もいいですが、まず案件を獲得することを考えています。
こんな方向けの内容です。
私はフリーランスとして、制作会社との仕事を5年ほど行っています。
その中で得られた知見をもとに
今から未経験でポートフォリオを準備して、副業・フリーランスとして制作会社と仕事をするおすすめの営業方法と評価される営業文
これをnoteで解説しています。
https://note.com/samuraibrass/n/ne0a7cc25cb7a
ここでは「Web制作会社への営業文」や「面接で聞かれること」なども網羅しているので、就職というよりまずは一緒に外部パートナーとして仕事をしてみたい人におすすめです。
逆にフリーランスパートナーから正社員になる方もいたりしますね!
また、案件獲得をメンターと一緒に行えるデイトラの「営業支援コース」もあったりします。こちらも内容を見た上でレビューしているので、参考にしてみてください。
\メンターに相談しながら案件獲得を行える!/
HTML初心者からWordPress実案件レベルまでのコーディング演習課題を「専用ページ」にて公開しています。
- Figma,Photoshopデザインからのコーディング
- サーバーアップロードでサイト公開
- プロによる最大3回の表示確認特典
- レビュー返しは爆速
- 2024年にデザイン刷新!被らないポートフォリオ
「初級編」は初めてデザインからコーディングする方向け
「中級編」はJavaScriptやjQueryの練習
「上級編」はWordPressの実案件を模擬体験できるレベル感にしています。
中級者の方には高難易度課題を詰め合わせた「即戦力セット」も出しています。
全課題で「実務レベルの、プロの厳しいレビュー」を受けられるようにしています。
また、2024年には随時デザインの刷新をしており、完全リニューアル!!
他者と差をつけられるポートフォリオが準備できます!
制作会社も使用する専用レビューツールで分かりやすく添削していきます!
基本的に「まとめて購入」していただくとかなりお得になります↓
コーディングは書籍だけではなかなか実力がつかないので、実務レベルのレビューを受けて自身をつけたい人は是非挑戦してみてください!
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ご寄付を頂けると今後の更新の励みになります!