2025年、おすすめのHTML/CSS本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」が出ましたので、ご紹介します。
この度はコーディング学習サイト「Codejump」運営の小豆沢(あずきざわ)様より献本いただき、素晴らしい内容だったため、解説します。
HTML&CSS Webデザイン 実践入門は一言で言えば、「基礎学習後、迷子になっている人に届けたい本」と言えます。
この記事を書いたのは
しょーご(@samurabrass)
当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。同時にブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。
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実践レベルのコーディング課題公開中
![デザインカンプからのコーディング練習課題【オリジナルポートフォリオを準備できるようになりました】](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2020/09/ff6cd68b2e73ef8ead6f6f8375b92702-1024x576.png)
- デザインカンプからのコーディングを経験したい
- 現役エンジニアのレビューを受けてみたい
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2024年にデザインを完全リニューアルしています!
コーディングに自身をつけるにはプロからのレビューを貰うのが必須なため、制作会社も利用するレビューツールで添削をしています。
![しょーごログ-コーディング課題のレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2024/10/shogo-log-coding-review-1024x556.jpg)
Web制作学習ロードマップにも取り入れているため、学習終了まで迷わず進むことが可能です。コーディングを本気で仕事したい方はぜひご活用ください!
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HTML&CSS Webデザイン 実践入門とは?
![](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/115581022eb5ab3129c97348addbb0a2-1024x383.jpg)
『HTML&CSS Webデザイン 実践入門』は、コーディング学習サイトCodejumpを運営する小豆沢健氏が執筆し、2025年1月14日に技術評論社から発売された実践的なWeb制作の学習書です。
本書の特徴は以下の3点です。
- 入門編から実践編まで6段階のステップで構成され、徐々に難易度を上げながら現場で通用するコーディングスキルを身につけられるよう設計されている
- 実案件をもとに作成された6種類の練習サイトを通じて学習を進めることができ、各サイトではレイアウト構成図の解説も行われている
- HTML、CSS、JavaScript(jQuery)といった実務で使用される技術にフォーカスを当て、単なる知識だけでなく実践的なスキルを習得できるよう工夫されている
本書はHTML&CSSの基礎を学んだ後、実際のWeb制作の仕事に必要なスキルを効率的に習得したい人々を対象としており、独学でも現場レベルのコーディング能力を身につけることができる内容となっています。
HTML&CSS Webデザイン 実践入門の内容紹介
![](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/a7d6c230566ed146fbca582c9da71b6e-1024x664.jpg)
本書は大きく6つのデザインカンプからのコーディング課題を通して、最終的には実践レベルの複数ページ構築ができる状態を目指します。
- 第1章【入門編】プロフィールサイト〜フレックスボックス
- 第2章【初級編】ブランドサイト〜ポジション
- 第3章【中級編】サービスサイト〜複数ページ
- 第4章【上級編】カフェサイト〜複数レイアウト
- 第5章【応用編】ランディングページ〜動きのあるWebサイト
- 第6章【実践編】コーポレートサイト〜実務を想定したWebサイト制作
【入門編】プロフィールサイト〜フレックスボックス
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/15f4b05913a64825e60d28fae6b0c0d6-1024x678.jpg)
第1章で学ぶメインのテーマは「フレックスボックス」です。フレックスボックスはコンテンツを横並びにする技術で、Webサイト制作のレイアウト配置でもっともよく使う技術の1つです。
本章では、かんたんなプロフィールサイトを作りながら、フレックスボックスの使い方について学びます。
第2章【初級編】ブランドサイト〜ポジション
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/431bc8e3a9fc06ed85c7056bdbeac916-1024x729.jpg)
第2章で学ぶメインのテーマは「ポジション」です。ポジションはコンテンツを任意の場所に配置する技術で、1章のフレックスボックスとあわせて実務で頻繁に使用する技術です。
本章では、シンプルな1ページのブランドサイトの制作を通して、ポジションの使い方について学びます。
第3章【中級編】サービスサイト〜複数ページ
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/51e685f883c5d32e9fc2e7b51e7ff830-1024x719.jpg)
第3章で学ぶメインのテーマは「複数ページのサイト制作」です。複数ページのWebサイトを作る際のファイル構成やページ間でのリンクの貼り方などについて、サービスサイトの制作を通して学びます。
第4章【上級編】カフェサイト〜複数レイアウト
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/e126174421192777a9a7d3fbc02184f0-1024x739.jpg)
第4章で学ぶメインのテーマは「様々な種類のレイアウト」です。Webサイトでよく見かける、シングルカラム、2カラム、タイル型、ブロークングリッドレイアウトの作り方について、カフェサイトの制作を通して学びます。
第5章【応用編】ランディングページ〜動きのあるWebサイト
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/26c36636627929050e80bcc2f35cdd0b-1024x716.jpg)
第5章で学ぶメインのテーマは「動きのあるWebサイト」です。
ランディングページの制作を通して、CSSアニメーションやJavaScript(jQuery)を使った、動きのあるWebサイトの作り方について学びます。
第6章【実践編】コーポレートサイト〜実務を想定したWebサイト制作
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/69175787072ac2f94e3b30c7b6b3b27d-1024x742.jpg)
第6章では、第1章から第5章までの内容をすべて含んだコーポレートサイトの制作を通して、実務を想定したWebサイト制作について学びます。また、アコーディオンやモーダルウィンドウといった、実務で定番のテクニックについても学びます。
![2025年おすすめHTML新作本「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」をレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2025/02/607f545cafee6a8cbe0420d25f2477fd-1024x736.jpg)
HTML&CSS Webデザイン 実践入門で到達できるレベル
HTML&CSS Webデザイン 実践入門と完走することで到達できるレベル感としては、
基本的なHTML/CSS/JSを使用した静的サイトが構築できるようになる
という感じかと思います。実務で担当するサイトも様々なレベルがありますが、簡単なサイト制作案件ならいけてしまうかもしれません。
最後の第6章の課題レベルだと、、Flexbox、ポジション、複数ページ、CSSアニメーション、JavaScript(jQuery)を使った動き、ドロップダウンメニュー、アコーディオン、モーダルウィンドウなど実務で頻出の機能が勢揃いなので、良い復習になると思います。
HTML&CSS Webデザイン 実践入門の良いところ
- 大量のアウトプット
- デザインカンプか、書籍と一緒に進めるか、選べる
本書の良いところは、まずとにかくアウトプット量が積めることにあると思います。従来のHTML/CSSの教科書では実際に作るサイト数がそこまで多くなかったり、あと一歩の初学者レベルで終わる教本も少なくありまでんでした。
しかし「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」では6サイトをレベル順に作り上げていくことで、自然とコーディング力が身につく仕組みになっています。
また、デザインカンプからいきなり自分で進めるか、書籍と一緒に写経しつつ進めるか選択できるのもいいですね。
6サイト分のデザインはFigmaで提供されているので、ある程度コーディングの知識がある人はデザインカンプからコーディングしてPerfect Pixelなどで確認してみて、その後書籍の解答解説を見る、という使い方もできると思いました。
HTML&CSS Webデザイン 実践入門で足りない部分
HTML&CSS Webデザイン 実践入門がカバーしていない範囲としては、WordPress全般になります。
本書の題名どおり、あくまでHTML&CSSの実践入門になるため、逆にWordPressを勉強していてHTML&CSSをしっかり理解したくなったときに、本書を開いてみるのもいいかもしれません。
HTML&CSS Webデザイン 実践入門は誰におすすめ?
個人的には「HTML&CSS Webデザイン 実践入門」は基礎学習を終えた後に迷子になっている人に強烈に勧めたい本だと思いました。
私自身もWeb制作学習ロードマップを出していますが、やはり基礎学習を終えたとは言え、いきなりデザインカンプからのコーディングを初学者の方に解説無しで挑戦してもらうのはハードルが高いです。
これまでは模写コーディングを練習してから取り組むように促していたりしましたが、今度からは本書をおすすめしようと思います。
HTML初心者からWordPress実案件レベルまでのコーディング演習課題を「専用ページ」にて公開しています。
![デザインカンプからのコーディング練習課題【オリジナルポートフォリオを準備できるようになりました】](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2020/09/ff6cd68b2e73ef8ead6f6f8375b92702-1024x576.png)
- Figma,Photoshopデザインからのコーディング
- サーバーアップロードでサイト公開
- プロによる最大3回の表示確認特典
- レビュー返しは爆速
- 2024年にデザイン刷新!被らないポートフォリオ
「初級編」は初めてデザインからコーディングする方向け
「中級編」はJavaScriptやjQueryの練習
「上級編」はWordPressの実案件を模擬体験できるレベル感にしています。
中級者の方には高難易度課題を詰め合わせた「即戦力セット」も出しています。
全課題で「実務レベルの、プロの厳しいレビュー」を受けられるようにしています。
また、2024年には随時デザインの刷新をしており、完全リニューアル!!
他者と差をつけられるポートフォリオが準備できます!
![コーディング課題 中級 中級Ex](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2024/03/dd96a45458d3b681b4c081a9bddb1bcf-1024x576.jpg)
制作会社も使用する専用レビューツールで分かりやすく添削していきます!
基本的に「まとめて購入」していただくとかなりお得になります↓
![コーディング課題](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2020/09/01f4ef8153c3d2c8e0ae704692a7f675.jpg)
コーディングは書籍だけではなかなか実力がつかないので、実務レベルのレビューを受けて自身をつけたい人は是非挑戦してみてください!
![しょーごログ-コーディング課題のレビュー](https://shogo-log.com/wp-content/uploads/2024/10/shogo-log-coding-review-1024x556.jpg)
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