こんにちは、現在フリーランスのweb制作者として活動しているしょーご(@samuraibrass)です。
web制作フリーランスとして活動してもうすぐ2年になり、収入もそこそこの額で安定してきています。生活には困っていませんし、自由な場所である程度自由な時間に働いています。
最近はプログラミングスクールのweb制作分野(コーディング)の講師やチューターをすることも多いです。
そんな私ですが、実はいずれサーバーサイドで就職するために、2019年夏あたりからプログラミングスクールに入ることを検討しています(2021年になりそうですが)
まずは、現在web制作フリーランスとして活動している私がなぜこのタイミングでプログラミングスクールに通って就職することを考えているかを述べていきたいと思います。
現在はRUNTEQ推しです
この記事を書いた2019年時点から数年経過し、現在はRUNTEQをおすすめしています。
今回色々紹介しますが、一番おすすめはRUNTEQになります。
以下の記事を見ていたたければと思います。
この先の記事内容は2019年当時に私が考えていたことと認識してもらえればと。
自分のできないことが多すぎる
プログラミングでより問題解決力を上げたい
やはりシンプルにweb制作の知識だけではできないことが多いです。
もっと具体的にいうと、コーダーですね。
システム面はどうしてもWordPressの範囲内に止まってしまうし、私はwebアプリを開発したい気持ちも強いのと、
web制作では他にもwebデザインやマーケティングなど必要な知識が多岐に渡ります。
外注を行うことで必ずしも自分でやらなくていいとはいえ、自分でできるようになりたいのも事実。
むしろ自分でできることの幅が少なすぎて悶々としているのです。
自分はもっとコードが描けるようになって、エンジニアとして顧客の課題解決に役立てるようになりたいと思い、サーバーサイドとして就職を考えているような感じです
フロントエンド(JavaScript、特にVueやReact)の採用はそもそも少なく、サーバーサイドがフロントも担うのがスタートアップでは多いので、サーバーサイドで就職が一般的という認識です。
就職のためにプログラミングスクール
サーバーサイドエンジニアとしての就職特化
僕は最近よくプログラミングスクールのコーディング分野(HTML,CSS,JavaScript,WordPressなど)のチューターメンターをしているので、
スクールの特徴や教育体勢、良いスクールの特徴もある程度はわかっていると自負しています。
web制作であれば個人で開発できる案件も多いのでフリーランスとしても活躍できますし、難易度はそこまで高くないので、
勉強して技術を得れば案件をこなすことができます。
web制作を仕事にしたい方に一番おすすめしているのが「デイトラ」で過去にこちらで記事にしています
https://shogo-log.com/daily-trial/
しかしサーバーサイドはそうは行きません。
必要とされる知識は膨大だし、チーム開発がメインなのでGithubを活用したり、webの知識も必要だし、
テストも書かないとだし、issue立ててプルリク出してコードレビューも必要だと考えると、サーバーサイドの独学はweb制作と比べとてつもなく大変になります。
更に追加の理由があります。
業務未経験エンジニアの採用激化
明らかにエンジニアを目指す人が増えました。
エンジニア不足論に関して、よくこの図が取り沙汰されることがあります。
この図、エンジニアはどんどん不足するという文脈で使われ実際にそうなのですが、
重要なのは
駆け出しは飽和し、中堅以上が枯渇している
ということです。
業界未経験から自社開発、受託開発企業に就職するロードマップが一般的になってきたのと、特にインフルエンサーが牽引して自社開発至上主義的な考えのもと、
応募者のポートフォリオのレベルの向上など様々な要因が重なり、2018年ごろから比べて2020年現在は、コロナもあり採用はかなり絞られ、狭き門である現実があります。
スクールに求められるもの
こうした状況にあって、今までのようにスクールの課題で
個人開発でTwitterクローン作ってherokuにデプロイ
という量産型では2019年より厳しくなってきているようです(この条件の課題はTechpitでRails/Laravelの2980円の教材1つで完了します)
そもそもこれではまだ実務レベルと乖離しすぎているという声も採用側のエンジニアからは上がっていました。
スクールの内容と実務のレベルの乖離
これが、僕が2018年からプログラミングスクールを取り巻く環境をみてきて思った問題で、これまでは決定打がなかったという状況でした。
しかし、これから紹介する3校は、実務とのギャップを埋める素晴らしいカリキュラムを組んでいるため、いよいよいづれかに通おうかと思い始めたのであります。
リビルドブートキャンプ【PHP/Laravel】
正直、この画像部分に自分が一番共感する部分、惹かれた部分が書いてあるので選出した理由はこれが全てです。
プログラミング教育と実戦の乖離の部分に強く共感し、それを埋めるポジションが私の理想のスクールだったので、ドンピシャな図です
実務に即した内容
ついでに内容もみてみます。
自己学習形式をベースに、週1回の講義を織り混ぜて学習していきます。
自己学習形式
チーム開発をします。講師がPMとなり、週に1回、タスクの仕様確認、進捗確認。 機能単位で講師がプルリクエストをレビューします。 具体的には3ヶ月チーム開発でECサイトを作ります。流れとしては、issueを立て、PRを作成し、レビュー、merge、デプロイまでの流れを体感し、実務で当たり前にやってる開発フローを理解して頂きます。
リビルドブートキャンプさんでは、技術力以外に
- ヒアリングスキル
- 自己スケジュール管理スキル
を重視しているらしく、実務をとことん再現した環境で学べるのは、ギャップが少なくていいなと思いました。
もっと具体的な内容は以下公式に詳しいです。
私は山形人でスクールは沖縄で行われているようですが、全然沖縄に住んで通ってもいいなと思っています。
PHPのプログラミングスクールに通うなら、リビルドさんが一番あり得るかなと思ってます。
PHPはWordPressをいじる過程で少し触ってきて、愛着も多少なりともあるからです。
Laravel青本の内容も忘れてしまってるなぁもう。復習しないと。
RUNTEQ【Ruby/Rails】
RUNTEQはRailsスクールになっております。
私自身はRuby/Railsを勉強中ですが、カリキュラムや思想が素晴らしすぎて、RUNTEQはRailsのスクールでは一番いいかなと思っています。
実務に限りなく近いカリキュラムを提供
これは公式サイトのカリキュラムをみていただくのがいいと思います。
めちゃくちゃ現場を意識したカリキュラムを提供しています。
以下いいと思ったポイントです。
👍参加のためにRailsチュートリアルレベルは完走済であること
→スクールは結局Railsチュートリアルレベルで終わったと言われることが多いため、スタートラインがある程度高いのはとてもいいなと思います(むしろ有料版Railsチュートリアルと言われる始末…)
正直Railsチュートリアルレベルは独学で終わらせられて、スクールでは実務に即した範囲に集中したいので👍
👍Vue.jsを取り入れ、モダンな開発環境に対応できるようにしている
→大企業やメガベンチャーのように大半の企業は分業できないので、サーバーサイドエンジニアもJavaScriptをわかっていることが求められるのが昨今。
というよりwebエンジニアの基礎教養になっている印象。その中でVue.jsも取り入れているのは、実務を想定しているからこそかなと。
👍カリキュラムが実務レベル
RUNTEQさん自体がバリバリのRailsの受託開発企業なので、現場のノウハウが詰め込まれています。ここについては実際にRUNTEQに通って自社開発企業の就職した友人のツイートでもわかります(ことのはさん↓)
また、TwitterでRUNTEQをエゴサするとわかりますが現役エンジニア郡から軒並み高い評価をもらっています。
昨今は劣悪なプログラミングスクールが増えたせいか、卒業生の評価にばらつきがありますが、
採用側である企業や現役エンジニアからの評価が高いのは、就職を考えている上では非常に大きなメリットになるでしょう。
RUNTEQ料金や授業形態
現在は完全オンラインでされているそうなので、地方住みでも受講できるかなと。
料金もサービス内容に比べて安すぎるなと思います。
70万のスクールとかもありますからね😅
僕がRUNTEQに通う場合は最低限「Railsチュートリアルを完走」してから「Railsエンジニアコース」を受けると思います。
このカリキュラムで298.000円はお得…
興味のある方はぜひ公式サイトをみてみてください!
2021.05 RUNTEQに関して追加記事を執筆しました
本当にいいスクールだと思います。
RaiseTech【AWS】
レアなAWSを学べるスクール
RaiseTechも既存のプログラミングスクールと比べて、かなりカリキュラムが実務よりで企業の現役エンジニアから評価が高いスクールです。
スクールの運営はシステム開発会社で、講師はみんな月収80万越えエンジニアのベテラン揃い。
RaiseTechはJavaなども取り扱っておりそこの評判もいいのですが、個人的にはRaiseTechはAWSコースに興味があります。
30代未経験から転職成功された方がめちゃめちゃ詳細にブログにまとめていますので、そちらも参考になるかと思います。
AWSを学びたい理由:需要があるのに供給が少ない
Railsを学んでアプリ作る
のが現在の主流だと思いますが、実はAWSもめちゃくちゃ需要あります。
infrastructure as code
AWSを筆頭にクラウドへの移行や運用、構築のコード化による自動化の需要が昨今急増しています。
先述のリビルドやRUNTEQなどスクールにおいても、触りですがカリキュラムにAWSを取り入れているほど、エンジニアの教養化してきています。
WordPressだってAWSに乗るのです。
そういったこれから圧倒的に需要が伸びる分野に特化する選択は、エンジニアとして長い目でキャリアをみるなら全然ありかなと思っています。
また、仮にAWSエンジニアじゃなくてもあらゆる分野でAWSの知識をもつ人材は引く手数多であるのは自明であるため、
個人的には、仮にPHPエンジニア/Rubyエンジニアになったとしても、通おうかなと思っています(サーバーサイドエンジニアの友人も当然のようにAWS業務でバリバリ使ってるので、どっちみち体得しないといけない)
RaiseTechの料金
AWSフルコースの場合
30万程度かかるとみた方がいいですね。講師はみんな月収80万越えのベテラン揃いなのに、4ヶ月で30万ちょっとでいいのか…
カリキュラムとしては
- Railsでアプリを作って最低限のことを学び
- AWSで環境構築を行い
- インフラ構築、運用の自動化
と、AWSエンジニアとして就職するための全てが詰まっているイメージです。
AWSエンジニアでいくと決めたら私はこのコースを受講すると思います。
AWS自動化コース
- AWSで環境構築し
- インフラ構築、運用の自動化
基本的に何らかのプログラミング言語を仕事で使った経験のある人向けなので、PHP/Rubyエンジニアになったら、このコースを自主学習で受講しようと思います。
運営者/講師の人柄、スタンスの信頼感
これまで紹介してきたどのスクールにも言えることなのですが、運営者みなさんのTwitterでの普段のツイートのエンジニアリングや教育に関する「信念」が強く出ていて、また実際に開発会社をされているので、
実戦志向の地に足ついた教育が行われているのがいいなと思っています。
また、最近完全オンラインで無料説明会を始めたそうなので、まずは無料で説明会に参加してみるといいと思います!
なぜweb制作フリーランスがプログラミングスクールにいくのか
優れた環境でのスピード感は独学を上回る
未知の分野はまず先駆者に学べ
私自身スクールでチューターメンターをしてきて述べ100人ほどをみてきて気づいたのが、
適切な環境で適切な努力量が成長の最短経路である
という、言葉にしてしまえば当たり前の事実でした。
確率的に独学よりも効率がいいのは当たり前ですが、共に頑張る仲間や導きを与えてくれる先導者、伴走者の存在が、挫折確立を一気に減らし、
晴れてエンジニアの仲間入りをするのだと思います。
web制作以外はロードマップ不足
昨今インフルエンサーの影響もあり、web制作での仕事のしかた、必要スキルなどが明るみになり、
それを仕事にする人が増えてきました。そういった場ではスクールのような導きは人によってはなくても自走できるでしょう。
しかしサーバーサイドやインフラはそうはいかないのは前述の通りです。
ネットには絶対に存在しない、現場にしかないノウハウや秘密の話といったものは無数に存在し、これらはスクールでナレッジ共有されることはあっても、Twitterのようなオープンコミュニティには絶対に出てきません(web制作関連も実はそう)
先駆者に学ぶのが最も効率がいいのを、自身でメンターチューターをしているのでよく知っています。
サーバーサイド/インフラに関しては素人なので、大人しく先駆者に学ぼうというのが僕の言いたいことになります
スクール依存は伸びない話
そして、自分自身がweb制作のスクールに通い、web制作関連のチューターをしているからわかるのですが、
スクールや周りの環境に完全に依存している場合は大抵沈没して消えていきます。
プログラミングスクールに入る前にやることをやる
こういったことを経験上わかっているため、自分がプログラミングスクールに入る場合は、
自分で学習できるところまで自分で学習してからスクールに通うのが最も効率よく伸びる
と思っています。
PHPのスクールに通う場合
- PHPでフルスクラッチでアプリを作り
- Laravel青本をこなし
- Techpitで何か1つこなしてみる(ここまでは自分もやりました)
Rubyのスクールに通う場合
- Ruby/Sinatraで何か作ってみて
- Railsチュートリアルを行い、
- Techpitで何かこなしてみる
思い切って入って頑張るのもありではある
ここまで紹介してきた3校はスクールの本気度も他とは段違いで成果が出る分スパルタではあるため、
という自身のある方は検討おすすめします。
二年間IT業界で生きてきて、エンジニア就職するならこの3校だなと。
2022年11月追記
現在私が一番おすすめしているのはRUNTEQになります。
以下の記事で詳細を解説してるので、続きは以下より↓
リビルドブートキャンプ
料金 | 200.000円 |
---|---|
期間 | 3ヶ月 |
学習内容 | PHP/Laravel/Vue.js/AWS |
場所 | 沖縄・宮崎 |
RUNTEQ
料金 | 298.000円(Railsエンジニアコース) |
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期間 | 最大6ヶ月(学習時間600時間) |
学習内容 | Ruby/Rails/Vue.js/AWS |
場所 | オンライン |
RaiseTech
料金 | 346.500円(AWSフルコース)学生217.800円 |
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期間 | 4ヶ月 |
学習内容 | Ruby/Rails/AWS |
場所 | オンライン |