今回は
「クラウドソーシングの提案で必勝のある要素」
についてお話ししていきます。
まず簡単に私の自己紹介をさせていただきますと、2018年の8月からフリーランスのweb制作者として活動してまして、
こなした案件は100件はあるかと思います。
私はクラウドソーシングの発注者側に回ったこともあるのですが、その際に発注者が重要視している「ある要素」に気づきました。
よくクラウドソーシングは
そういった言説がまことしやかに囁かれている状態ですが、
今回ご紹介する「ある要素」を気をつけていただくだけで、案件獲得の可能性を大幅に上げることができますので、
ぜひ「最後まで」見ていただけたらと思います。
「受注者視点」だけでなく「発注者視点」も取り入れた解説を行いますので参考になるはずです。
ランサーズ
https://www.lancers.jp/
クラウドワークス
https://crowdworks.jp/
ココナラ
https://coconala.com/
この記事を書いたのは
しょーご(@samurabrass)
当ブログ「しょーごログ」の運営者。2018年からWeb制作・フロントエンドエンジニアとして主にWordPressでのサイト制作やシステム開発のフロントエンドを担当。同時にブログとYouTubeで情報発信を行っている。駆け出しエンジニアのコーディング課題添削も行い、スクール講師を4年以上している経験を活かした分かりやすい記事制作を心がけている。
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前提:これを書いたのは2020年ですが…
2022年に見直してもまだこの記事で書いたことは活かせると感じます。
というか、案件募集のほぼ全てにいえる基本原理なので、今後もこの記事の内容は多様な案件獲得の場で役に立つと確信しました。
クラウドソーシングは実績が作りやすい

本題に入る前に、クラウドソーシングの捉え方を一度説明しておこうかなと思います。
仕事というのは、基本的に「需要」と「供給」があって初めて成り立つもの。
自分で営業をかけようとすると往往にして「需要のない場所」に営業をかけてしまい、
案件が取れなかったりしますが、
クラウドソーシングの場合はすでに「需要」はある状態ですので、
状況的には意外と有利なわけです。
さらに、特に駆け出しエンジニアにとって一番きついのが、
0→1の実績を作る
ということなんですね。
クラウドソーシングでは「すでに需要はある」というのと、この後紹介する「クラウドソーシングの発注者にある、とある特徴」
の面で、未経験でもポートフォリオがあれば「0→1の実績が作りやすい環境」となっておりますので、
これを利用しない手はない、ということになります。
まずは提案文の書き方から
まず提案文の書き方から解説していこうと思います。
ネット上にも提案文の書き方の情報はたくさん落ちていますし、
「自分はちゃんとかけてるよ!」
「早く重要な要素について教えろ!」
というかたもいるかと思いますが、「提案文がちゃんとかけている」のは最低限できている必要があります。
本当にちゃんとかけているか、もう一度これをみて見直していただければと思います。
①コピペ感をなくす
発注者が口を揃えていう、みてて嫌になるのが「コピペ感のある文章」です。
提案文の雛形を作成してそれを使いまわすと、「コピペ感のある文章」になりやすいです。
これは
「その案件にどう対応予定か」
を詳細に記述することで回避することができます。
例えば「トレーニングジムのサイトを作りたい」という案件に応募する場合、このようにします。
「今回サイトを作るにあたり、貴トレーニングジムの魅力を最大限にお伝えするため、まずは利用させていただきたく思います。
その後取材やヒアリングを経てサイトのコンテンツを決めていき、デザインのトップページが完成した段階で、一度ご確認いただき、良さそうであればサイトを開発し公開させていただきます」
みたいな感じですね。
これはコピペ感をなくす以外にも、
「この作業者は最後までやり遂げてくれそうだな」感がマシマシになるので、絶対入れるべき要素になります。
また、発注者がその分野の「知識がない」と判断したら、専門用語は出来る限る使わず、「結局何を出来るのか」
を簡単な言葉で説明するようにしましょう。
先ほどの説明に「html」や「wordpress」のような専門用語は出てこなかったと思います。
逆に発注者に知識があるのであれば、どんどん使った方が発注者側も作業工程がイメージしやすいので、そこは臨機応変に対応しましょう。
提案する(特典)
発注者からの評価が高いのに何気に行われていないことに「提案」という要素があります。
【特典】と言い換えてもいいかもしれないですが、最後のひとおしに使えます
先ほどの「トレーニングジムのサイト制作」を例に出すと、
「webでの集客ということですので、今回Google Analytics」というサイトの閲覧数をチェック出来るツールを無料で設置させていただきます。
また「Google Analytics」の使い方をまとめたPDFも添付させていただきます」
といった具合ですね。
特典を提案する場合は、その特典の「ベネフィット」もきちんと明記するようにしましょう。
ポートフォリオ
これは言わずもがなだと思いますが、URLで示せるような作品が3つほどあれば十分かなと思います。
基本的に実績がない駆け出しの場合、ポートフォリオをどうするかは木になるところだと思いますので、
コーディングを例にしますと、具体的には、「デザインカンプからのコーディング」で「公開OK」としている教材をこなして、公開まですればいいかなと思います。
デザインカンプからのコーディングとしているのは、実務は基本的に「デザインカンプからのコーディング」だからです。
作品をURLで示す理由は、「サイト公開までできる人だと伝わるからですね」
実際に私が発注者としてコーダーを探すときにも、公開されているサイトをURLで複数送ってくれた方を最優先で見ています。
これらを満たす教材を拙著で恐縮ですが紹介するので、参考にしてみてください。
作業時間や返信時間を明記する
発注している人はフリーランスがちゃんと稼働してくれるか、こちらが連絡したらすぐ返信をくれるかは結構気にしています。
■勤務時間
基本的に毎日10時から18時まで稼働しておりますが、この時間以外にも対応可能です(土日含む)。
※原則としてご連絡を頂いた当日中にレスポンスさせて頂きます。
クラウドソーシングは提案スピードで決まる

それでは、いよいよ「クラウドソーシングで案件受注するためのある要素」を発表していこうと思います。
それは「提案スピード」です。
より具体的に言うと、
案件がクラウドソーシングに出てから「10件以内に提案する」
と言うことです。
ここでクラウドソーシングに発注する発注者の気持ちを考えていただきたいのですが、
「案件の適任者を探す」って結構大変な作業なんですね。
自分の発注に20も30も、ときには60とかの提案がくるわけです。
そんな中から適任者を見つけるのはめちゃくちゃ大変なんですよね。
ぶっちゃけ良さげな人が早めに見つかれば、その人に頼みたいって言う心理が働いてきて、最悪10人目までに自分の中で決めてしまうことが多いです。
これは周りの発注者に聞いてもそうだったので、割と確信をついてると思います。
なので、これを逆に利用するのなら
- 案件が出たら爆速で
- 良質な提案文を出す
これが今回の動画の結論になります。
発注者が10件目以上を見る場合でも、いい人がいれば自分の中でその人をキープした状態で見るので、これができればだいぶ有利だと思います。
なお少し大変ですが、爆速で提案するために、クラウドソーシングサイトを常日頃巡回する癖をつけるといいと思います。
今になって考えてみると、僕のフリーランスの友人でも、実績のない駆け出し期にクラウドソーシングで案件を取れていた人たちは、
「提案スピードが速かった」パターンが多いと思います。
その友人が「なぜ自分に決めたのですか」と発注者に聞いたら、
「とにかく提案が早くてスキル的にも問題なさそうだったから」
と言われたらしいです。
クラウドソーシングは普通に歴戦の勇士みたいな人も提案してて、自分取れるのかなって不安になるひとは多いと思いますが、
これらの要素を満たせば全然戦えると言うことですね。
とはいえ10件以降でも提案してよし
ここで語弊の内容に行っておきたいのですが、10件以内に提案できなかった場合でも、全然諦める必要はないかなと思います。
と言うのは、案件の数も無限にあるわけではないですし、10件目以上を見る発注者もたくさんいるからです。
今回お話しさせていただいたのは「10件目以上は絶対受注できない」と言うよりも、「10件目以内だと受注確率が上がる」と言う話なので、
提案数が60を超えてるような案件じゃなければ全然ありだと思います。
僕が恐れてるのは、今回の話を聞いて、
「よし、10件以内でまだ間に合う案件だけ提案しよう」と言うパターンなので、
とにかく数をこなしつつ、今いったことを実践してもらえればなと思います。
Web制作フリーランスの営業方法大全【未経験からの案件獲得】
もっと多様な営業方法を学びたい場合は以下の記事へ。
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