こんにちは、フィリピン留学でTOEICを400点伸ばしたしょーごです。
私はフィリピン留学に半年間(6ヶ月間)行っていたのですが、留学中は泣くほど辛いことがありました。
フィリピン留学で辛かったこと❶超スパルタ先生

フィリピン留学1ヶ月目、留学開始そうそうでした。
私が最初に通っていた学校では毎日8コマ授業があり、1コマごとに科目と先生が変わる方式でした。
そのうちの1コマの先生がかなりスパルタで、留学一日目から絶望を味わうことになります。
その授業は最終コマの、先生との1対1ディスカッションの授業でした。
当時の私の英語力はTOEIC465点で、まともに会話できない状態でしたが、その先生はネイティブ並みの速さで語りかけてきます。
何を言っているのかまるでわからず、なんとなく頷きながら話を聞いていました。
しかしその授業はディスカッションなので、こちらも話さないといけません。
しかも、議題は英語初心者にはかなり本格的。例えば
安楽死に賛成、反対、どちらか
激ムズです。そもそも議論なんて日本でもまともにしたことがないので、それを英語で先生といきなりやれという、しかもその先生は容赦を全くしない先生でした。
私が賛成なら、先生は反対の立場で猛烈に深掘りをしてきます。
『なぜ?』『こういうケースもあるよね?』『そうとは限らないんじゃない?例えばさ…』
論理的に反論しなければならない上に、そもそもトピックに対する基礎知識がまるでなかったので、私は完全に固まりました。
そこで追い討ちをかける先生。
ほら、早く。時間なくなってきたよ
けれど全く口から言葉が出てきません。日本語ベースで考えようにも、そもそもの意見が全くないので、英語で話しようがなかったのです。
先生も急かすだけ急かして、救いの手を差し伸べてくれることはなく、私は涙目で20分ほど考え続けました。
結局まともにディスカッションにならずに授業終了。
明日続きやるから、論点整理してきてね
と言われ、平日は文法や単語、TOEICの勉強どころではなくなってしまいました。
留学1ヶ月目は毎日がこの授業1つのせいで億劫でした。
留学2ヶ月目は上級キャンパスに移動になったので、この先生の授業からは逃れることができ、ガッツポーズを決めていました。
正直英語初心者には厳しいだけで身にならず、レベルも相性も合わなかったから起きた悲劇だと思います。
大抵の学校は先生を入れ替えてくれるはず。合わないと感じたら早めに相談しましょう。
フィリピン留学で辛かったこと❷食中毒
まあ、これは東南アジアに長く滞在すると一度は経験することなのですが、純粋にきつかったです。
食中毒になるのは大抵が屋台飯です。
基本的に私は学校の食堂で毎食食べていたのですが、とにかく食事が単調で飽きるので学校の前で焼き鳥を焼いて販売している屋台でよく『鳥の頭や腸』を食べていました。
ある日、吐き気が
いつものように午前中授業を受けていると、吐き気と倦怠感、若干の寒気を覚えたので、授業を抜けて医務室に行きました。
体調的にはかなりきつかったのですが、熱を測ったところ熱はなかったので薬を処方されただけで終わりました。
薬はほぼ効かなかった記憶があります。
その後は部屋のベッドの上で一日中唸りながら地獄のような一日を過ごしました。
1日1日を全力で英語に費やしていたので、1日全く英語を勉強できない状況は、かなりきつかったです。
その2日後無事復活しましたが、あの食中毒の身体的、メンタル的辛さは忘れられません。
皆さんも、野外で屋台飯を食べるときは、食中毒を覚悟して食べるようにしましょう。
特に内臓系は火が通っていても、注意です。
フィリピン留学で辛かったこと❸頑張ってるのにTOEICの点数が全然上がらない

これはメンタル面で相当きました。
留学3,4ヶ月目は英語の基礎力も付いてきたので、TOEICに注力した月でした。
具体的には、毎日の授業が18時に終わった後、夕食を挟んで毎日3時間TOEIC対策をしていました。
休日は土日で合計10時間はTOEIC対策をしていました。
しかし、3ヶ月目はなかなか伸びず、週一回の模試も点数が700点台前半で平行線でした。
私は留学前に
留学中にTOEIC800点以上を達成する
という目標の元勉強をしていたので、
こんなに勉強しているのになんで上がらないんだ!
とメンタル的にかなり追い込まれていました。
その後、自分はリスニングよりリーディングが苦手だと理解し、ひたすら公式問題集を回したことで、
結果的に3ヶ月目終了時点で775点、4ヶ月目終了時点で840点を本番テストで取れたのでよかったのですが、当時は自分の伸びが可視化できずかなりきつかったです。
辛いことは無駄にはならない
辛さを打開した経験は自己資産になる

分野によりますが、私の場合3番目に紹介した『TOEICの点数がなかなか上がらない辛さ』は見事打開することができ、良い経験になったと思います。
具体的には
困難を乗り越えた経験
と言えるかと思います。
社会人になっても常に困難の連続ですが、それを大学生のうちに乗り越える経験を詰めたことは大きいと思っています。
就活でも、ひたむきに努力を重ねたことと結果を実際にTOEICという形で示すことができ、過去に困難に遭遇したことに感謝すらしました。
もしこれを読んでいる人で、フィリピン留学で辛いことにぶち当たっている人がいれば
その辛さは無駄にならない
ことを念頭に置いてもらって、ぜひ打開して自分の成功経験にしてもらったらなと思います。