こんにちは、2018卒で複数大企業から内定をいただき、円満に就活を終えたしょーごです。
この記事を見に来てくださった方は、就活前に焦って資格を取ろうか考えてはいないでしょうか。
私は就活前に就活に有利になるかと思い、インターネット上で取ると有利だと評判の、ビジネス系の複数の資格を取得しました。
しかし、実際の就職活動ではほとんど触れられずに就活を終えることになりました(一部例外あり)。
しょーごが獲得した資格一覧
ビジネス系資格
- 秘書検定準一級
- ビジネス実務法務検定2級
- 簿記検定3級
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)Excel
語学系資格
- TOEIC840
- HSK6級(中国語)
内定3社
- 財閥系メーカー
- エネルギー専門商社
- 地銀
なぜ資格が就活に有利になるとされるのか
実際は資格だけで就活に有利になることはほとんどありません。
私は上記資格を履歴書に記入し数十回の面接を受けましたが、ビジネス系の資格に触れられることは一度足りともありませんでした。
取得した資格はよくググった時に『就活に役立つ資格』に出てくるものです。
日本の新卒はポテンシャル採用
日本の新卒就職市場は『スペシャリスト採用』ではなく『ポテンシャル採用』、つまりこれから成長してくれそうな人をとります。
その時に、『ちょっとやそっとの努力で取れる資格』を武器に就活しようとしても、実は『ひのきのぼう』で戦っているにすぎません。
資格を就活に活かすには、過程を伝えるべき
努力できる人という証明になる
たとえ難関資格を取得したとしても、その業界で不要なものであれば高確率でスルーされると思います。
ただ、これは頑張って取得したんだと自信のある資格なら戦いようがあります。
私のTOEIC840点を例に、どのようにアピールすれば効果的なのか、実際のやり取りを出来るだけ再現したものを載せます。
それでは、自己PRをお願いします
10時間!?すごいですね。辛くなったりしませんでしたか?
なるほど、確かに『目標に向かって工夫して努力している』と言えますね
ほとんどの面接がこのように進みました。
重要なのは、資格を取るためどのような努力をしたのか
資格の難易度も重要
先ほど説明したように、日本の新卒就職市場はポテンシャル採用です。
ポテンシャルをどのように見極めるか、その1つにの判断材料に『資格』はなり得ます。
資格を取る上で
どのような目標をたて、どのように工夫、努力し、壁、困難を乗り越えたのか
資格に関わらず就活では基本的にここを見極めて、入社後も努力して成長してくれる人材か人事や面接官は判断します。
そのためには簡単に取れる資格ではなく、難易度の高い資格に挑戦した方が努力をアピールすることができます。
私の場合は
- TOEIC465点→840点
- HSK6級(中国語最高級)
でした。
簿記3級などはダメなのか
正直厳しいと思います。
特に『自分は努力できる人間だ』と主張するメイン材料にするには非力すぎるので、2級からだと思います。
先に述べたとおり『ちょっとやそっとの努力で取れる資格』はそもそもの努力量が少ないので、面接官に努力量をアピールするにはきついと思います。
就活直前での資格試験対策は無意味
ちょっときつい言い方ですが、とは言え真実だと思います。
ちなみにこれは大学4年の私です笑
アピール材料が見当たらない方向けに以前このような記事を書きました。

結果的に留年、留学しTOEICを400点伸ばし、HSK6級を取得することで2年後の就活では『努力した経験』に恵まれ、『ひのきのぼう』ではなく『勇者の剣』で戦うことができました。
もしあなたが同様に、ネット上の情報を鵜呑みにして就活前に焦って資格を勉強しようとしているなら、その努力をどのように面接官にアピールできるのか、一回考えてみてください。
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